新型コロナウイルスを制圧する ウイルス学教授が説く、その「正体」

河岡義裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163912325
ISBN 10 : 4163912320
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;19

内容詳細

冬に来る第2波はさらに強毒化するのか?ワクチンはいつ開発されるのか?終息はいつなのか?…国際ウイルス学会会長、東大医科研ウイルス感染分野教授など要職を歴任。“世界的権威”による正しい新型コロナウイルス情報―。

目次 : 第1章 新型コロナウイルス研究最前線(ウイルスは戦わない/ ワクチンはいつ実用化されるのか?/ 特効薬とワクチンをいかに開発するか ほか)/ 第2章 ウイルスと共に生きる(無闇に恐れる必要はない/ 新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスはどう違う?/ パンデミック宣言はなぜ遅れたのか ほか)/ 第3章 ウイルスと私(動物好き少年からウイルス研究者へ/ ウイルスの人工合成に成功/ エボラウイルスを制圧するために ほか)

【著者紹介】
河岡義裕 : 1955年生まれ。兵庫県出身。獣医学博士。北海道大学大学院獣医学研究科修士課程修了。米国ウイスコンシン大学獣医学部教授ならびに東京大学医科学研究所感染症国際研究センター長。ロベルト・コッホ賞、野口英世記念医学賞、紫綬褒章、日本学士院賞。米国科学アカデミー外国人会員

河合香織 : 1974年生まれ。ノンフィクション作家。神戸市外国語大学外国語学部ロシア学科卒業。09年『ウスケボーイズ―日本ワインの革命児たち』で小学館ノンフィクション大賞受賞。19年『選べなかった命―出生前診断の誤診で生まれた子』で大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 翔亀 さん

    【コロナ51】まさに今現在、新型コロナウイルスの研究やワクチン開発や携わっている最前線の研究者へのインタビュー。聞き手もこの分野にも詳しいノンフィクションライターだから、コロナの最新の知見が分かりやすくまとめられている。報道で断片的に伝えられるコロナ情報について、現時点で判っている科学的な知識を概観できる。■改めて知るのは、ワクチン開発はそう簡単ではないこと、そしてSARSのように制圧することは難しく、いずれありふれたウイルスとして定着するだろうけど何十年もかかること。「正しい知識を身につけて、恐れ↓

  • シタン さん

    世界的なウイルス学教授が新型コロナウイルスについて語り、それをノンフィクション作家がまとめる。主にウイルスやワクチンについて。人工的に感染性を有するウイルスを作製できるリバース・ジェネティクス、研究に対する批判や凍結、ラングレーの者、ビューローの話などを挟みつつ、真摯に科学的事実を述べている。人間を特別視しないこと、そして事実のみを追求する科学者の態度を体感することができる。三章は簡単な自伝。研究の醍醐味に強く共感。 流行はまだ始まったばかりといえる。様々な情報が錯綜する中、真実を覆い隠す霧を一掃したい。

  • tetsubun1000mg さん

    著者が国際ウイルス学会会長を務めて、東大とウィスコンシン大で今も研究の最前線にいるとの事で選ぶ。 コロナウイルスへの感染の仕方が分かったし、感染を防ぐ方法も理解できた。 人類は長い間ウイルス戦ってきた(ウイルス側は戦ってはいないが)歴史はこの本で知りました。 未知のウイルスなので今後の治療薬やワクチンが出るまでは安心できないですね。 技術的にも中国発のウイルスではないことも分かりました。 研究者の発言なので詳しくて分かりやすい。 聞き手としてまとめたライターも、決して煽らず文章が淡々として読みやすい。

  • jack さん

    一流とは、真摯に物事に対峙することなんだな。もうすこし専門領域に踏み込んでもいいかな〜。☆4.5

  • coldsurgeon さん

    ウイルスは人類と戦わない。人間社会が、ウイルスとの戦いを想定して、このパンデミックに翻弄されているだけかもしれない。コロナウイルス感染症は、社会にとって脅威であることには違いないが、それに対する対応・対策を自省しながら、進めていく必要がある。ウイルス学者の研究は継続して行われているのだから、判明した事実を、的確に社会に反映してもらい、それを可能な限り正しく理解して、自分の社会生活に受け入れていくべきだろう。ウイルスと人類、いやすべての生物に、共生、共進化、多様性がキーワードして存在する。

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