カンブリア 警視庁「背理犯罪」捜査係 3 無化の章 中公文庫

河合莞爾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122073524
ISBN 10 : 4122073529
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
追加情報
:
416p;16

内容詳細

都知事選候補者殺害は“能力者”によるものだった。実行犯と目される伊沢は、過去に起こった凄惨な殺人事件の真犯人とも考えられる。尾島、閑谷ら特殊八係は伊沢の所在を追うが、現行法で裁けないことや社会への影響を恐れた警察庁が、“能力者”の逮捕を禁じてしまう。超常現象のような犯罪に対し、警察は、尾島たちは何ができるのか!?

【著者紹介】
河合莞爾 : 熊本県生まれ。早稲田大学法学部卒。出版社勤務。2012年に第32回横溝正史ミステリ大賞を受賞し『デッドマン』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nobby さん

    大満足♬してやられた感もありながら、ダースベイダー誕生が如く見事に全て繋げるのはお見事!前作までの展開や人物紹介も素晴らしくコンパクトで丁寧にされるから安心!3作ぶっ続けで読んだ疾走感は爽快そのもの!絶対的脅威と化した怪物と狂乱極まった女帝、一方でまさかの喪失から窮地に追い込まれた彼等はどう決着をつけるのか…いざ対決シーンでの白熱ぶりにドキドキ止まらず!ラストにむけてサプライズ目にしたりジーンと泣けたりクスッと笑えたり忙しく楽しめるのもいい!そしてエピローグAでゾワッとさせるとは、やっぱり河合さんスゴい!

  • ma-bo さん

    シリーズ第三章にして、最終章?常識を超えた能力者が起こした事件を追う「背理犯罪」捜査係。詳細はネタバレになってしまうので内容についての感想はやめとこ。逮捕しても超能力の存在を実証できない為、罪に問えない部分への逆転の発想には頷かされたし、最後のエピローグ⓶が怖い。最終章ではなく続きあるのか!?

  • petitlyz さん

    背理犯罪シリーズ3作目。待ってました。こういうの好き。ネタバレNGで適当に書いてしまう。登場する都知事のイメージ、キツイわー。最後の方はちょっとうまく進みすぎの感じもあったけど、そこまでの間で2回びっくりして「うわぁ」ってなった。最後にも、もう一回「うわぁ」ってなった。もしも続編出てきたらまた読みたい。

  • み さん

    さくさくと♪読みながら前作を思い出してました…、そして、すっかり騙されました、へへ〜。これから、このシリーズを読まれるなら、三作を一気に読むのをオススメします^ ^

  • 遊々亭おさる さん

    超能力を操り人を殺す。たとえ逮捕出来ても超能力の存在を実証出来ないため罪に問えない。そんな厄介な犯罪者に正義の鉄槌を下ろすため、命懸けの捜査を繰り広げる刑事たちの活躍を描くシリーズ第三弾にして最終章(?)の一冊。ミステリにしてホラーな一冊なれども、人は他者より優れた能力や権力を手に入れたとき、どのような行動を起こすのか?なんていう思考実験のような読み方も可能か。犯罪のプロをも手玉に取るあの人は東京○○事がモデルとして頭に浮かぶが、名誉毀損で訴えられないかしらん?逆転の発想で不可能を可能にする論理が面白い。

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河合莞爾

熊本県出身。早稲田大学法学部卒。現在出版社勤務。2012年『デッドマン』(「DEAD MAN」より改題)で第32回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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