教科書から消えた日本史 学校で習った「歴史」は間違いだらけ

河合敦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334975425
ISBN 10 : 4334975429
フォーマット
出版社
発行年月
2008年06月
日本
追加情報
:
19cm,262p

内容詳細

「魏志」倭人伝、仁徳天皇陵、信長の鉄砲三段撃ち…。歴史上当然と信じられていた「史実」が、教科書や歴史年表から知らない間に消えている。学習指導要領などにも言及した、現在の「日本史」を知るための1冊。

【著者紹介】
河合敦 : 1965年東京都町田市生まれ。少年期に自宅近くから土器を発見したことから、歴史に興味を覚える。早稲田大学大学院修士課程修了(日本史専攻)。第17回郷土史研究賞優秀賞、第6回NTTトーク大賞優秀賞受賞。現役の高校教師として日本史を教えるかたわら、執筆活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    科学や調査が進むにつれて今までの定説が覆されていくことがよくわかりました。元寇や日系人の話は面白かったです。

  • しーふぉ さん

    仁徳天皇陵と言わなくなったとか、鎌倉幕府成立をいつにするかとかは結構昔からですよね。漢委奴国王の金印は他の本で漢がわざわざ倭国の王様ではなく、さらにその中の奴国の王様を認定するだろうか?といった疑問を読んだことがあって・・・んー どうなんだろう⁇

  • nbhd さん

    さささささーっと読む。ちょっとした「へぇ〜」がぎっしり詰まった本。教科書に載ってた「魏志倭人伝」は俗称で正しくは「魏書東夷伝倭人の条」とか、長篠の合戦の勝敗を決めたのは鉄砲じゃなくて兵力の差で、織田軍の鉄砲三段撃ちは戦術としては不利なものだったとか。鉄砲伝来の年号もいまや「以後、予算(1543)食う鉄砲伝来」じゃないらしい。正確な記述につとめるなら「1542年か1543年に、中国の海賊船に乗ったポルトガル人2、3人が、中国へ向かう途中で種子島に漂着し、東南アジア産の鉄砲を我が国に伝えた」そうだ。

  • nagata さん

    著者がマスコミなどで名の知れた有名なせんせだとは知らなかったが、この先生の授業なら楽しそう。10年くらい前の本だけに、すでに既知のことも少なくなかったが、武士道教育の話や、沖縄戦の教科書改訂をめぐる話など、どこから読んでも面白い。

  • Teo さん

    私が日本史を高校で習ったのは何十年も前だからw新しい知見で変わっているのも仕方がない。何が変わったのかが定期的に公開されると良いと思う。

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河合敦

1965年東京都生まれ。多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師。青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。テレビ番組「歴史探偵」(NHK総合)他に出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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