変と乱の日本史 歴史を変えた18の政変とクーデター 光文社知恵の森文庫

河合敦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334787141
ISBN 10 : 4334787142
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
追加情報
:
332p;16

内容詳細

日本史に強い作用を与えたのは大規模な武力衝突だけではない。ほとんど武力を行使しない政変や内乱、クーデターが歴史を動かすことも多いのだ。乙巳の変(大化の改新)から始まり歴史を揺るがせた18の政変、クーデターを人気歴史作家が分かりやすく解説。教科書の定説だけに囚われない多角的な視点で歴史の舞台裏を描き出す。文庫書下ろし。

目次 : 「大化の改新」はどこまでが真実なのか―乙巳の変/ エリートだった長屋王が藤原氏に抹殺された―長屋王の変/ 平安京遷都を導いたのは「怨霊」だった―藤原種継暗殺事件/ 天下公認の不倫が、歴史を動かす政変に発展―薬子の変/ 最大のライバルの自滅により栄華を手にした藤原道長―長徳の変/ 平氏打倒の陰謀は平清盛が仕掛けた罠だった?―鹿ヶ谷の陰謀/ 政変を利用して権力を維持し続けた北条氏―摂家将軍・宮将軍/ クジ引き将軍・足利義教のあっけない最後―嘉吉の変/ なぜ明智光秀は謀反を起こしたのか―本能寺の変/ 豊臣政権を崩壊させた秀吉の跡継ぎ問題―豊臣秀次謀反事件/ 倒幕を企んだ由井正雪の背後に黒幕あり?―慶安の変/ 江戸幕府を延命させたクーデター―八月十八日の政変/ 明治維新以上に「革命的」な政策だった―廃藩置県/ 征韓論で権力闘争に敗れた西郷隆盛―明治六年の政変/ 仕掛けた大隈より一枚上手だった伊藤博文―明治十四年の政変/ 国民運動が初めて時の内閣を打倒した―大正政変/ 首相暗殺というテロリズムを国民が支持した―五・一五事件/ 大日本帝国の崩壊の遠因となったクーデター―二・二六事件

【著者紹介】
河合敦 : 1965年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師。テレビ出演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    系図や関係図が最初にかかれているため、互いの関係がわかりやすいです。全体的にあっさりしていますが、長屋王の変、薬子の変、長徳の変はよく知らない話でしたので面白かったです。

  • zeeen さん

    古代から戦前までのクーデターや内乱、謀反をピックアップし、それらが時代にどう影響したかが簡潔に述べられており分かり易かった。いつの時代も色々な美辞麗句、大義名分が掲げられるが、結局は権力争いだなぁと改めて実感。

  • ユウユウ さん

    ☆3

  • funkypunkyempty さん

    ★★★★☆ まだまだ知らないことばかり。面白かった‼️

  • ゆ。 さん

    家系図が最初に提示されていたり、構成がわかりやすいように工夫されていて良き。 特に豊臣秀次謀反事件、二・二六事件は個人的に好き。

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人物・団体紹介

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河合敦

1965年東京都生まれ。多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師。青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。テレビ番組「歴史探偵」(NHK総合)他に出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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