河出書房新社編集部

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氷室冴子 河出夢ムック

河出書房新社編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309979533
ISBN 10 : 430997953X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;21

内容詳細


シリーズ:
文藝別冊

KAWADE夢ムック

ヒムロサエコ

氷室冴子
没後10年記念特集 私たちが愛した永遠の青春小説作家

河出書房新社編集部 編

【目次】

●氷室冴子の軌跡

氷室冴子クロニクル  
1992年 氷室冴子インタビュー
 
[インタビュー]
 藤田和子 氷室さんと共に作った『ライジング!』
 山内直実 「好きなようにやってください」――『ジャパネスク』の出来るまで
  *山内直実マンガ化作品一覧 
 菅原弘文(白泉社) コミカライズを担当して
 近藤勝也 『海がきこえる』挿絵からアニメ化まで
  *資料 『海がきこえる』覚えがき
 堀井さや夏(集英社) ずっと現役感がある方でした 
 田中二郎 「私のこと、忘れないでね」

[マンガ・イラスト]
 飯田晴子 氷室先生とコバルト文庫時代の私の話
      銀の海 金の大地


●氷室冴子を語る

[インタビュー]
 新井素子 コバルトの時代
[エッセイ]
 榎木洋子 やわらかな水のラビリンス
 榎村寛之 哀悼 氷室冴子先生
 荻原規子 記憶に残るひとこと
 菊地秀行 ぼーぜん
 ひかわ玲子 我が友、氷室さん
 夢枕獏 氷室冴子の才能に震えなさい

●氷室冴子青春文学賞と故郷岩見沢

[エッセイ]
 久美沙織 サエコさんに叱られる
[レポート]
氷室冴子青春文学賞
   受賞者コメント とりお・沢村基・笠井カヤナ
   選考委員の選評より 伊藤亜由美・久美沙織・辻村深月

氷室冴子と岩見沢
同級生座談会 岩見沢東高校時代の氷室冴子さん


●わたしと氷室作品

[エッセイ]
 須賀しのぶ わたしの親友 
 高殿円 舞踏会でお逢いしましょう
 柚木麻子 少女たちの自由への道標

●氷室冴子コレクション

[短編]
 あひるの王様
[エッセイ]
 気まぐれ随想録(えっせい) 
 こちら側から
 生きようとする祈り 
 ジャパネスク・エッセイ「古今和歌集」編 
 私にとっての名文、それは恋文 
[対談]
 群ようこ 趣味について HOBBY
 俵万智 おたのしみの古典文学

●氷室冴子論
 
 嵯峨景子 氷室冴子 忘れえぬ作家の軌跡
 木村朗子 純愛の夢から醒めるまで
 三浦佑之 『銀の海 金の大地』と古事記

●氷室冴子作品ガイド 三村美衣

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ツン さん

    完読というよりはとにかくこの本は自分の本棚に欲しかったんです。子供の頃、たくさん読んだので。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    お名前は聞いた事はあるけど、実は氷室冴子さんの作品は一冊も読んでいないのです。そんな私にとってのブックガイドにもなった本でした。まず、寄稿されている人達の豪華さに、次に氷室さんのエッセイや対談、関係者のお言葉から分かる魅力的な性格と作品の幅広くも深い研究心に感嘆するしかありません。そして「精力的に1980年代から90年代に作品を上梓された氷室さんにとっての2000年代は充電期だった」という言葉に目を伏せてしまう。まだ、書きたかったものもたくさん、あっただろうに・・・。よし、まずは『クララ白書』から読もう。

  • さつき さん

    小中学生の頃、夢中で読んだ氷室冴子さんの作品。今でも読み返したくなるし、未完の作品の続きはずっと気になっています。色々な人のインタビューや対談、本人の書いたエッセイも載っていて、じっくり読みました。当時は私と同じようにファンだった作家さんたちも寄稿していて、この人も読んでたんだなぁと、変な連帯感を持ちました。高殿円さんは『銀金』の続きを「読めないと思うと気が狂いそうだったから」「勝手に書いた」と書かれていて、すごく共感。私は高殿さんの書かれた続編も読んでみたいです。

  • Kei さん

    絵本にもコバルト文庫にもハマったことはないが、氷室冴子さんが、集英社の青春と読書に寄稿した、国鉄がJRに変わる時の文章に、いたく感動し、今もその冊子は持っています。彼女の父親は、北海道の国鉄職員。開拓時代から、蒸気機関車、国鉄の全盛と傾きへの変遷を、実に尊く哀切に綴っておられました。本書を読んでも、多岐にわたる深い知識と考察には感服するばかり。存命していれば、どんな著作を書かれたことか。豪華執筆陣にも注目でした。

  • よっち さん

    氷室冴子さんが亡くなられてから10年。過去インタビューや彼女の関係者たちの寄稿文などから様々な視点で明かされる氷室冴子特集。「なんて素敵にジャパネスク」や「海がきこえる」など、読書傾向に間違いなく多大な影響を与えた作品を書かれてきた氷室冴子さんは自分の中では間違いなく大きな存在で、皆さんの語られる彼女はわりと豪快で周囲に慕われる存在だったんですね。実際には著作数自体わりと少ないんだなというのはやや意外な感もありましたが、読んでいて何となくじんわりと来るものがあって、彼女の作品をまた読んでみたくなりました。

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