ブラッドハーレーの馬車

沙村広明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784778320515
ISBN 10 : 4778320514
フォーマット
出版社
発行年月
2007年12月
日本
追加情報
:
19cm,198p

商品説明

資産家・ブラッドハレー家の養女になることが、孤児院の少女たちの憧れだった。ブラッドハーレー聖公女歌劇団で華々しく活躍する…そんな期待に胸を膨らませた少女たちがたどり着いた先は、暗い暗い塀の中。恐ろしく壮絶な悪夢が始まる―。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 徒花 さん

    暗い。。。孤児院から引き取られた女の子が無期懲役の囚人たちの慰め者にされるという世界で少女たちとその周辺の人々を淡々と描写した作品。テーマはテーマだけど(ふつうの人が)性的興奮を覚えるような描写は一切なくて、救いは皆無、読んでいるといやが上にも陰鬱とした気持ちにさせられる。あと文字要素がものすごく多くて絵も細かい。なかなか読むのに時間がかかる。取り立ててドラマ性もないんだけど、なんだか引き込まれる世界観ではある。

  • 眠る山猫屋 さん

    最初、読み進めるのが辛く、しばらく寝かせておくことに。 有り得ない設定の少女残酷物語、と思っていたので。だが物語が進むにつれて、囚人・看守そして案内人にも良心のある人物が現れて(それで許されるわけもないのだが)、少しだけ胸憤が収まったというか…。なにげに傑作かもしれない。お薦めはし難いけれど。

  • 和夜 さん

    鬱漫画で紹介されていたので読んでみました。鬱漫画に免疫がある人だったらちょっと物足りないくらいかも。全然読んでなかったら結構メンタルが削られるかもしれない。あと。リョナ系好きさんも思ったより…かな。ただ、もしかしたら本当にこういう時代があったかもしれない。こういう状況に置かれてる少女たちがいるかもしれない。そう思うと考えさせられる作品だった。

  • さくゆめ さん

    基本漫画のレビューはしないのだけど、これだけは別。この重苦しい気持ちを吐露する場所がどうしても必要だった。まずはこの美麗な表紙をご覧ください。あら綺麗まあ耽美…でもどこかしら陰鬱でダークな雰囲気が漂っていることに、勘のいい人は気付くはず。この少女は通称「パスカの羊」言い換えたら囚人達の欲望のはけ口、その名の通り狼の群れに投げ込まれる生贄なのです。全八話からなるこの短編集、鬱製造機としては非常に優秀です。過激なエログロ描写があるわけでもない(それを求めて読んでは肩透かしを食らうでしょう)のにこんなにも激鬱…

  • mt.gucti さん

    書評で覚悟していた程の鬱ではなく、当時ならありそうだと思わせる(架空なんだけど)命の軽さと、女性の扱いの酷さ。思わず眼を背けたくなるけど、そんな地獄の中でも、色んなキャラが巻き返していき、一巻の中できちんとお話は繋がり、最後に引導を渡すのも、実は一話で出ている次点(な事こそが幸運)の女の子だった。 この構成の妙には、唸らされてしまいます。史実なのか虚構なのか 境目のわからない世界感の構築と 伏線を感じさせないまま繋がって行くこの構成。本当に流石だと思います。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

沙村広明に関連するトピックス

コミック に関連する商品情報

おすすめの商品