日本人をつくった教育 寺子屋・私塾・藩校 日本を知る

沖田行司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784924899414
ISBN 10 : 4924899410
フォーマット
出版社
発行年月
2000年04月
日本
追加情報
:
18cm,187p

内容詳細

この国にはかつて本当の学びの姿があった。日本の教育遺産をとおして21世紀の教育を考える。

目次 : 序章 日本の教育を考える/ 第1章 庶民の文字文化/ 第2章 寺子屋の師匠/ 第3章 寺子屋の学習/ 第4章 寺子屋から実社会へ/ 第5章 武士の学び/ 第6章 藩校のエリート教育/ 第7章 幕末の学校改革/ 第8章 私塾の教育/ 第9章 時代を拓く教育/ 終章 二十一世紀と教育維新

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • コジターレ さん

    流し読み。我が国の教育、学校の変遷を概観できる。大学が産業界の専門学校化されていることに強い懸念を覚える。懐古趣味に走ることなく、温故知新の精神で教育を見直すべきときにきていると思う。そして、オールタナティブスクールのように、日本でも教育の自由度が広がることを望む。

  • Shiori Sakai さん

    寺子屋、藩校、私塾など日本の教育の遺産から現代の教育を見つめ直す。特に印象深かったところは三点。@「教育は金銭にかえがたいものであり、人の師たるものは、弟子の成長のみを喜びと」する師弟関係のありかた。A藤樹は弟子の個性や能力に合わせて教科書を作成したエピソードから『教科書を基準とし、一定の時間内でそれが理解できない子どもを「落ちこぼれ」と称して選別してゆく私たちの学校教育に、果たして教師は存在するのかという疑問』を提示した点。B公の教育機能と失われた今について。 良いところを歴史から学ぶことが足りない我々

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人物・団体紹介

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沖田行司

1948年京都府生まれ。1979年同志社大学大学院文学研究科文化史学専攻博士課程満期退学。1996年博士(文化史学)。現在、びわこ学院大学学長、同志社大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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