SFのSは、ステキのS

池澤春菜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152096159
ISBN 10 : 4152096152
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
COCO ,  
追加情報
:
144p;21

内容詳細

人気声優・池澤春菜の信じがたい日常と非日常をつづったエッセイ集。SFマガジン連載時のマンガに加え、用語解説を大量に書き下ろし!

目次 : 勇ましいチビのSF者現る/ こんにゃく芋とブブゼラとミョウバン洞窟の日々/ 星の言葉/ 引きこもりSF者の覚醒/ アキハバラ・エクスペリメント/ 未来への郷愁/ SFっぽくてSFっぽくない、少しSFなアンソロジー希望/ TRPGをやってきた、ヤァ!ヤァ!ヤァ!/ SFはもえているか/ 風まかせ、ぶらりSFの旅〔ほか〕

【著者紹介】
池澤春菜 : ギリシャ生まれ。声優、歌手、エッセイスト。声優として数多くの作品に出演。また「本の雑誌」「SFマガジン」「ロボコンマガジン」に連載を持つなど、文筆家としても活躍中。本を年間300冊以上読破する活字中毒者でもある。日本SF作家クラブ会員。父は作家・池澤夏樹、祖父は作家・福永武彦

COCO : マンガ家、イラストレーター。本好き女子の生態を描いた『今日の早川さん』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 阿部義彦 さん

    いやあ、歴女は知ってたけど、SF女子(極めて極小種)もいるんですねー。SFマガジンがいつしか隔月刊になったのは知ってましたが、そこでこんな連載が有ったなんて!しかも彼女は人気声優にして文学者池澤夏樹の娘さんですか?おじさん今まで全然知りませんでしたー。しかも翻訳本を中心に偉い読み込み様でSFと言えば日本人(星、小松、筒井)から入りブラッドベリ、ハインライン止まりで今頃ディックの偉大さに気づいて読み漁ってる小生完全にお手上げ。グレッグ・イーガン読んでません(泣)。イラスト良い!「今日の早川さん」読もう!

  • 瀧ながれ さん

    日常を描いたエッセイなので、「乙女の読書道」のような真剣勝負の緊張感はうすいとはいえ、さすが生粋のSF者、隙あらばSFネタをぶっこんでくるので一行も油断できない。翻訳小説で育った著者が、日本人作家の作品の「電車の中で空いてるにもかかわらずもの凄い接近して人に立たれたときのような居心地の悪さ」と表現したのが、うまくて納得しました。わたしはその近さを楽しんでるんだけど(電車ではイヤだけど)。あと、池澤夏樹氏がみつけた、「物理トリックがおかしいんだ、物理学的に」というミステリーがなんなのか知りたいです、すごく。

  • マムみかん(*感想は風まかせ*) さん

    私はSF者ではないですが、SFってステキ・フィクションなのかもな〜と思えました♪ SFの話だけでなく、春菜ちゃんの多芸多才ぶりがよく分かります。 好きなものにドップリ浸る幸せが滲み出ていて、こちらまで幸せな気分に…(笑)。 「(未読)本を横にして積んではならない」「本は横になった瞬間に死にます」は、けだし名言!! 今すぐ、積ん読本を縦に並べ替えようっと…☆

  • 月世界旅行したい さん

    SFオタク(ガチ勢)というかSF上位ランカーというか。ギブスンやディレイニーをここまできっちり読解しているSFオタクも少数派では? SF総本山のS-Fマガジンに連載されているけれど、まだおさえている印象がある。本気になったらとんでもなく濃い内容になりそう。さすがに全力を出されたらS-Fマガジン読者もついていけないかもしれないけど。(私もおそらくついていけない) 用語解説もついて非SFオタクでも大丈夫な仕様。

  • 本木英朗 さん

    池澤夏樹の娘で声優の池澤春菜がSFマガジンに連載中のエッセイをまとめた一冊。基本は身辺雑記だが、そこで語られる要素を、該博な知識を駆使してSFと絡めてしまう。それなのに一見さんお断り的な雰囲気は微塵も感じさせず、実にカジュアルにまとめている。私のごときSFへの理解が低い者でも「SFって面白そう」と感じさせてくれる本であるのは、「好きなものを語る」ことの情熱とそれを裏打ちする文章力、下地となるご自身のお人柄に他なりますまい。実にしっかりした方なのだということが伝わってきます。折に触れて読み返したい一冊。

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