寺田寅彦 いまを照らす科学者のことば KAWADE道の手帖

池内了

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309740416
ISBN 10 : 4309740413
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
追加情報
:
192

商品説明

再評価の声が高まる寺田寅彦を、気鋭の執筆陣が読み解いた一冊。

監修:池内了 対談:池内了×最相葉月

寄稿:須藤靖、米沢富美子、川上紳一、八代嘉美、小山慶太、渡辺政隆、鎌田浩毅他

内容詳細

目次 : 寺田寅彦を知る10のキーワード 特別対談 最相葉月×池内了―いま寺田寅彦から何が読めるのか/ 論考 寺田寅彦の現代性/ 特集 その学びと仕事/ 寺田寅彦アンソロジー(鎖骨/ 知と疑い/ 森の絵)/ 寺田寅彦の思い出/ 文人としての寅彦/ 寅彦が蒔いた科学の芽

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 魚京童! さん

    有名なのをえらいと思っちゃいけないよ堕落だね。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    池内教授は、科学の本質は「問題を発見する」こと(15ページ上段〜)とする。高校生まではこの問題意識を鈍らせる暗記詰込教育で教育に失敗している日本と思える。寺田先生の学術連環図をみると、相関の多さと学際性を改めて認識できる(88-89ページ)。効果的な読書法は、付箋紙の原点を発明したのは彼だったようだ(114ページ〜)。しかもまだ小学生であったとは驚き。誰がみてもわかるような詳しい解説をつけるというのも親切な学者肌。斬新な勉強法(116ページ〜)では、勉強が嫌になれば休憩し、読書も興味本位だったようである。

  • 羊男 さん

    最相葉月と池内了の対談が面白い。でもこのムックの書き手は文系が多い感じ。いまの科学者からみた寺田寅彦の感想がもっと読みたい。

  • きつね さん

    ぶっちゃけ微妙。様々な分野の科学者・サイエンスライターが集って寅彦について書く企画そのものは良い。ただ、圧倒的にヴィジュアルが弱い。寅彦でムック作ってそうなるのは、ちと残念。話題となっている科学領域のイメージ写真でもいいから、沢山図と写真をいれて欲しかった。いわば寅彦時代と、現代それぞれのイメージソースを比べられるような。ネットワーク図を描いておられる方があるが、こうした取り組みを全面化すると名著になったと思う。

  • Ryotaro Tsunekawa さん

    寺田寅彦ファンブック。高校生くらいの時に出会えていたら人生が変わっていたかもしれない。授業に科学論や科学哲学を導入することを本気で考えても良いのかも知れない。週に一時間でもいいから。とまれ、この本は多くの著者による論文集なので、読みやすいところと読み辛いところの差が激しかった。とはいえ以前にも増して寅彦自身の著書を読みたいと思うようになった。まだ読んだことが無いのが少し、恥ずかしい。

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人物・団体紹介

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池内了

1944年姫路市生まれ。名古屋大学・総合研究大学院大学名誉教授。1967年京都大学理学部卒業、1972年京都大学大学院理学研究科博士課程修了、1975年京都大学理学博士。京都大学理学部助手を皮切りに、北海道大学理学部・東京大学東京天文台・大阪大学理学部・名古屋大学理学研究科を経て、総合研究大学院大学

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