俺たちの箱根駅伝 上

池井戸潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163917726
ISBN 10 : 4163917721
フォーマット
出版社
発行年月
2024年04月
日本
追加情報
:
376p;19

内容詳細

 池井戸潤の最新長編の舞台は、
「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
 若人たちの熱き戦いが、いま始まる!

古豪・明誠学院大学陸上競技部。
箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」‥‥。
隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?

一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。
「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • W-G さん

    『民王2』『ハヤブサ消防団』と、先の二作が続けて微妙だったので、どうなることかと心配していたけれど、銀行物に次ぐ得意ジャンルともいえるスポーツ系を持ってきて、なおかつ、ビジネス小説とのクロスオーバーなしで真向勝負というのが著者にとっては新しい領域。惜しむらくは『チーム』シリーズを筆頭に、素材自体は手垢がついて目新しさがない。翻せば作家の力量だけの勝負ともいえ、その点はさすがの一言。連合のメンバーにかなり幅広く目配りして描いており、レースに臨むそれぞれの背景に共感が高まる。後は下巻でのレース次第。

  • starbro さん

    池井戸 潤は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者が箱根駅伝を満を持して書きました。まずは上巻(往路)、快調に飛ばして完走しました。上巻は、メンバー選定まで。続いて下巻へ。トータルの感想は下巻読了後に。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163917726

  • パトラッシュ さん

    英国海洋冒険小説を読んでいる気分。やる気のない寄せ集め乗組員が詰め込まれた戦艦に、これが初任務の若き艦長が着任する。誰にも期待されていない彼らを短時間で鍛え上げ、近く行われる戦闘で活躍させねばならない。上級将校も曲者揃いで、公然と反抗したり何を考えているのかわからない有様。一方、艦船の運行を司る軍政部門でも、大衆宣伝を重視する幹部が勝利を期待できない艦など放り出せと公言する。四面楚歌の新艦長が部下たちの特性を一人一人見抜いて掌握していき、必勝の戦術を練っていくプロセスに否が応でも心が高まっていく。(続く)

  • はにこ さん

    駅伝に出ることが叶わなかったチームの選手が寄せ集められた学生連合。確かに現実では下位に終わることが多いけど、この物語では3位以内を目指す。心がバラバラだったチームが何とか一丸に。放送する側も描かれている。正月の駅伝放送は色んな人の努力と協力で成り立っているのを感じた。何か秋の日テレドラマでやりそう。下巻へ。

  • 射手座の天使あきちゃん さん

    10区間 217.1km 高低差 800m以上を各大学のプライドを賭けて選ばれし精鋭たちが1本のタスキに思いを繋ぐ東京箱根間往復大学駅伝競走 選手はもちろん、家族が、仲間たちが、沿道の観衆が、そしてメディアが、スポンサーが、はたまた警察を始めとする関係団体が総出で盛り上げる国民的スポーツイベントです。 グイグイ惹きこまれますが上巻は号泣への序章にすぎませんでした。 学生連合の運命や如何に 箱根駅伝、スタートの号砲が鳴る下巻へゴー! (^_^)ゞ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

池井戸潤

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で江戸川乱歩賞、2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、11年『下町ロケット』で直木賞、23年『ハヤブサ消防団』で柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

池井戸潤に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品