世界推理短編傑作集 3 創元推理文庫

江戸川乱歩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488100094
ISBN 10 : 4488100090
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
432p;15

内容詳細

欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。本書はそれらの傑作集の中から、編者の愛読する珠玉の名作を厳選して全5巻に収録し、併せて19世紀半ばから1950年代に至るまでの短編推理小説の歴史的展望を読者に提供する。本巻には、フィルポッツの「三死人」からバークリー「偶然の審判」まで、1920年代の読み応えある佳品10編を収録した。

【著者紹介】
江戸川乱歩 : 1894年三重県生まれ。1923年の“新青年”誌に掲載された「二銭銅貨」でデビュー。『怪人二十面相』に始まる少年物で年少読者の圧倒的な支持を集めた。1965年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 紅はこべ さん

    偶然にも殺人者が心臓が弱かったという作品が2作収録。心臓の弱い人は殺人をするべからずという教訓。「茶の葉」はカー+ホームズ物の某名編。「イギリス製濾過器」で、科学者である探偵役が、網膜に残った映像が現像できると言ったが、それ、本当に可能か?「偶然の審判」は本当にこれだけで完璧。それをあの名作長編に仕立て直すとは、やっぱりバークリーは天才。一番印象に残ったのは「完全犯罪」でした。自分の才に自信があり、名誉欲の強い天才は恐ろしい。

  • KAZOO さん

    新しい方と昔のを比べると三つほど入れ替わっています。数十年前に読んだもので題名などを見ても思い出せませんでしたが、やはり読むと思いだします。アガサ・クリスティアントニー・バークリーはやはり傑作です。今回の3巻にはイーデン・フィルポッツの「三死人」やヘミングウェイの「殺人者」などがありこれまた楽しみました。

  • たち さん

    どの話も入念に作り込まれた話ばかりで、とても楽しめました。最後がとても意味深長だった、「夜鶯荘」と「完全犯罪」、凶器が面白い「茶の葉」「キプロスの蜂」。中でも一番気に入ったのは、「堕天使の冒険」です。詐欺師の執念を感じました。

  • 本木英朗 さん

    〈世界推理短編集〉の新訳版3巻である。イーデン・フィルポッツの「三死人」を始めとして、パーシヴァル・ワイルド「堕天使の冒険」、アントニー・ウィン「キプロスの蜂」など、今回も超凄かったです、はい。でもやっぱりアガサ・クリスティ「夜鷺荘」&アントニイ・バークリー「偶然の審判」の二つが最高だったと思うよ、俺はね! まあ、みんなと言えばみんななんだけれどね。旧訳もよかったけれど、新訳も大満足でした!! ……では4巻でお会いしましょう。

  • いっくん さん

    『三死人』関係者の性格、人となりを研究し事件と照らし合わせてみると自ずから答えが導き出される。ペダンチックな解決編。『堕天使の冒険』途方も無い細工を施されたカード。肩凝りそう(笑)『夜鶯荘』ナイチンゲール荘。危機一髪!『茶の葉』『キプロスの蜂』『イギリス製濾過器』古典ミステリらしい作品たち。『殺人者』ハードボイルドの技。『窓のふくろう』この時代の電話って?今では不可能なトリック!『完全犯罪』捻りを効かした逸品。『偶然の審判』“毒入りチョコレート事件”の短編バージョン。こちらはスッキリな解決(^_^*)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

江戸川乱歩

1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌の編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。以降、探偵小説を次々と発表。怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」など。1965年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

プロフィール詳細へ

江戸川乱歩に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品