大学は社会の希望か 大学改革の実態からその先を読む

江原武一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798912851
ISBN 10 : 4798912859
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
追加情報
:
192p;20

内容詳細

今日日本の大学改革最大の問題点は何か―改革の総括をふまえ、今後のあるべき改革の方向として本書が最も強調するのは、知と真理探究の場である大学が本来保持すべき、社会からの一定の制度的自律性と、そのもとでの各大学自らによる自立的・主体的改革だ。これまでの文部科学省主導の改革は、変転する社会的要請のもと場当たり的改革に傾斜してはいなかったか?社会と人類に希望をもたらすさらなる改革へ向け、省察のときは今をおいてはない。

目次 : 第1章 大学改革の進展(日本の大学改革:再考/ 社会変動と大学の変容)/ 第2章 大学教育改革の条件―学部教育を中心に(大学教育改革の見取り図/ 大学教育の構造/ 大学教育改革の歴史をふりかえる/ 学部教育改革の条件/ 学部教育改革の方向)/ 第3章 大学の管理運営(管理運営の改革動向/ 日本の大学の管理運営改革/ 管理運営の改革課題/ 実践的な管理運営組織の整備/ 「大学経営」の時代における大学アドミニストレータの育成)/ 第4章 大学評価の展開(日本の大学評価制度の仕組み/ 評価主体別にみた大学評価の改革動向/ 大学の自己点検・評価の改革/ 大学評価の改革の方向)/ 第5章 日本の大学改革のゆくえ(不可欠な大学の制度的自律性の確保/ 明確な将来構想にもとづいた大学政策の立案と実施/ 大学が主導する自立的、主体的な改革の推進)

【著者紹介】
江原武一 : 1941年生まれ。東京大学教育学部卒業。同大学大学院博士課程単位取得。教育学博士。比較教育学・教育社会学を専攻。東京大学教育学部助手、奈良教育大学教育学部助教授、京都大学大学院教育学研究科教授を経て、立命館大学教育開発推進機構教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hanagon44 さん

    図書館の新着図書の所にあったのでとってみたら,2015/2/28発行でちょっと古かった。2020年の大学入試改革についてではなく,これまでの入試改革の流れを追ったものだった。評価,評価,評価…。現場の評価疲れ。評価のために付随する雑多な事柄のドミノ倒し。細分化,分類化,ブレークダウンし,評価項目の設定,それの正当性などが本当にあるのかのチェック,評価し,それをフィードバック。さらに次なる評価。何だか本末転倒な過重負担に,泥沼感満載。結局ダメな所はダメ。評価しても誤魔化すだけ。

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江原武一

1941年生まれ。東京大学教育学部卒業。同大学大学院博士課程単位取得。教育学博士。比較教育学・教育社会学を専攻。東京大学教育学部助手、奈良教育大学教育学部助教授、京都大学大学院教育学研究科教授、立命館大学教育開発推進機構教授を経て、京都大学名誉教授。2021年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時

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