春の顕微鏡 永田紅歌集 塔21世紀叢書

永田紅

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861984136
ISBN 10 : 4861984130
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
追加情報
:
302p;20

内容詳細

目次 : 1(飛沫のひとつ/ ぱたぱたと白きを/ ライラック ほか)/ 2(糊しろ/ ここ出ます/ ジシバリ ほか)/ 3(この日々が/ はかなくなりぬ/ 濃淡 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • てん さん

    図書館本。歌人・永田紅の第四歌集。第二、第三歌集が地元の図書館にはなく、読めないまま第四歌集へ。あとがきにあるように分厚い本を目指したようで、読んでいて歌が多い!と感じた。おさめられた歌は、著者の転居や結婚、祖父、祖母、母の死という大きな出来事からうまれている。全体的に淡々とした歌の印象。

  • 太田青磁 さん

    アスピリンは柳由来と知りしより頭痛はほそく川辺にそよぐ・廊下にはひかり四角く満ちており東京にあれば東京が好き・わが四年を液体窒素に預けゆく細胞のストックケースを引き上ぐ・布団が好き布団のような人が好きひろく添いつつやわらかく待つ・兄はいい 直列に生をつなぎつつ子どもが日々を開いてくれる・背の凝りの位置をおぼえている指は母を畝とも思い耕す・眠りいる母の産毛の後ろにはかがやく夏の庭がありたり・母の詠みしカミツレ混じるカーテンと同じ布地を君選びきぬ・味噌、醤油、使い終われば母の手の触れしものらを捨てねばならず

  • 双海(ふたみ) さん

    2006〜2011年までの676首を収録。祖母や母、祖父を亡くす、そういった日々のなかで自らも研究生活を送りながら、パートナーを見つけるまでが歌われる。「一冊の書物に添いてゆくこころ部屋あたたかく結露をなせり」「手を振れど気付かれざるに下がりゆく右手はしばし髪に触れおり」「言葉数少なきがゆえ伝われるこの親和性何とよぶべき」「カーテンが光集めているところ半身を窓の外へ向けたる」「閉じていることやわらかく道の辺のふせんかずら、桔梗のつぼみ」

  • あや さん

    ご家族を詠んだ歌も仕事を詠んだ歌も猫を詠んだ歌も好きです。

  • あや さん

    ご家族を愛され猫を愛され、ふたつの栞紐がとても素敵な歌集。

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