読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• niisun さん

  読了日：2025/04/22

  松家仁之さんの『火山のふもとで』を読んだ流れで読んでみました。地域の気候風土に根ざし、シンプルで美しい建築を創り出した建築家“吉村順三”。近頃は、誰とは言いませんが、コンクリートだったり、紙だったり、木だったり、自分のお気に入りの素材をゴリ押ししているような建築家が目立ちますが、そういう方々とは一線を画す方ですね。建築や造園の世界ではよく知られている“用強美”というものを体現したような建物をたくさん遺してくれました。

• キョウ さん

  読了日：2022/01/05

  建築の勉強をした方は皆が知っているであろう、吉村順三氏の言葉をまとめた書籍で、一つ一つが深い考察上出てきた言葉であるのだろうと思えるものばかりだった。 　いま住宅街にある白い住宅の群れや、設計士が創る個性的で、作り手側からみると疑問？？な住宅などをどうみるのだろ、1960年代ですでに嘆いていたのですが。 谷崎潤一郎氏の陰翳礼讃もそうですが、今の時代には合わないかもそれませんが、当時の日本人(裕福な)はとても豊かで深い感性をもち、素直な建物をもっていたのだなと感じます。

• 遠藤三春 さん

  読了日：2025/12/10

  建築家吉村順三の言葉を集めたもの。前に読んだ小説のモデルが吉村さんということで気になり読んでみた。奇抜なデザインや大きな建物よりも日本的なデザイン、自然や風土に溶け込むような建築や民家を設計をすることが好きな人なんだと感じた。もう少し吉村さんの紹介をしてほしかったな。肝心の設計した建築物を見ていないのでまた別の本で見てみたい。

• 純米吟醸 さん

  読了日：2023/12/10

  時を経て重みが増す。また読み返したい。

• potato さん

  読了日：2021/10/07

  吉村順造の言葉は、短文でもひとつひとつ心に刺さるものだった。どういう風に建築を捉えているのか、どうやって建築と向き合うのか、建築家として考えなければならないことはなんなのか、がよくわかった。 この精神を受け継いで、これからも課題に取り組んでいきたいと思った。

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