40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか 体温の科学から学ぶ猛暑のサバイバル術 DOJIN選書

永島計

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784759816822
ISBN 10 : 4759816828
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
永島計 ,  
追加情報
:
200p;19

内容詳細

夏が暑いのは当たり前。しかし、体温以上の「命に関わる危険な暑さ」に、人体は対応していけるのだろうか。本書では、身近であるにもかかわらず、十分に理解できているとは言い難い「人間の体温調節」のしくみに焦点を当てる。体温はどのように決まっているのか、カラダを冷やすしくみ、温度の感じ方、ヒト以外の動物の暑さ対策、熱中症はなぜ発症するのか、運動と体温の関係など、さまざまな側面からその精緻なメカニズムを解き明かす。猛暑を乗り切る知恵が得られる1冊。

目次 : 第1章 環境と人の関係/ 第2章 カラダの温度とその意味/ 第3章 カラダを冷やす道具たち/ 第4章 温度を感じるしくみ/ 第5章 脳と体温調節―考えない脳の働き/ 第6章 フィールドの動物から暑さ対策を学ぶ/ 第7章 熱中症の話/ 第8章 運動と体温/ 第9章 発達、老化、性差など/ 第10章 温度や暑さにかかわる分子や遺伝子/ おわりに 40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか

【著者紹介】
永島計 : 1960年兵庫県宝塚市生まれ。85年京都府立医科大学医学部医学科卒、95年京都府立医科大学大学院医学研究科(生理系)修了。京都府立医科大学附属病院研修医、イエール大学医学部ピアス研究所ポスドク研究員、王立ノースショア病院オーバーシーフェローなどを経て、現在、早稲田大学人間科学学術院教授。博士(医学)。専門は生理学、とくに体温・体液の調節機構の解明(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ユウユウ さん

    ヒトや動物の体温維持の方法、体温調節の方法などがわかりやすく書かれている。40℃越えの日本になるのなら、そのための対策をすればいい。前向きに受け止められる本だった。

  • 読書は人生を明るく照らす灯り さん

    生きていけるけど、しっかりとした空調環境の設置が必須。社会福祉の一つとして、クーラーと電気代は無料にしないと

  • 鯖 さん

    …生きていけても、生きていきたくない。極めて狭い体温の許容範囲内でしか人は生きていけない。但し、人の生理機能や衣類、水分補給等の後付けの知恵でそれを補完することはできる。そこまできたら都市環境も変えよう、40℃超えの日本列島に人は住んでいけなくはないが、人の過ちのために40℃超えの場所にしてはいけないという本。微々たるものかもしれないけど、ちょこっとずつ変えてこれたんだから、もう少し変えていきたい…。ただ、変えるには幾例かの人死にが不可欠だという、この日本人特有の問題が一番やばいのではと思ったり。

  • ばんだねいっぺい さん

     大事なのは、「コア温」。熱烈な温度上昇に伴い「夏眠」など、行動を変化させることが必要だとわかりました。

  • きみどり さん

    著者は体温調節のメカニズムを専門とする研究者。40度超えの世界で生きていけるか否か、だけでいえば答えはイエス。けれどあくまで生命を維持できるかどうかの話なので、真夏の屋外作業に従事する人をどうケアするかという問題の解決策などはあまり出てこない。そういうのを期待して読むとがっかりするかも。とりあえず、暑くなり始めの対処が肝心ということらしい。かなり専門的な内容だったが、著者の語り口が軽妙で読み易かった。

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永島計

1960年生まれ。京都府立医科大学大学院医学研究科(生理系)修了。京都府立医科大学附属病院研修医、イェール大学医学部ピアス研究所ポスドク研究員、王立ノースショア病院オーバーシーフェローなどを経て、現在、早稲田大学人間科学学術院教授。博士(医学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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