この子を残して 平和文庫

永井隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784284800761
ISBN 10 : 4284800760
フォーマット
発行年月
2010年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
262

内容詳細

ヒロシマ、ナガサキ、沖縄…。今語り継ぎ、子どもたちにつたえる、戦争の悲劇と平和への祈り。原子病患者として死の床に臥す父・永井隆。そんな彼が2人の愛児に書き遺した感動の書。

【著者紹介】
永井隆 : 医学者。明治41年(1908)2月3日〜昭和26年(1951)5月1日。島根県松江市生まれ。幼年時代を父が医院を開業していた島根県飯石郡飯石村でおくる。松江中学校、松江高等学校卒業後、長崎医科大学(長崎大学医学部の前身)入学。昭和7年(1932)同大学卒業、助手。8年見習医官、満州事変に従軍。昭和9年長崎医科大学物理的療法科副手。同年6月受洗、霊名パウロ。結婚。12年陸軍軍医中尉、同年8月〜15年2月日中戦争に動員される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しいたけ さん

    原爆症に苦しみながら、自分亡きあと戦災孤児になってしまう我が子への思いを綴った本。赤裸々すぎるその言葉は、ときに読んでいることが辛くなる。施設職員への罵詈雑言も、激しく人に向けられる泣き言さえも、受け止めねばなるまい。その後を生きる私たちにはその義務がある。「一分でも一秒でも死期を遅らしていただいて、この子のさみしがる時間を縮めてやらねばならぬ」。子らのために簡単に死ぬわけにいかないと祈る親の命を、簡単に奪おうとした人間の、その想像力のなさを私は憎む。

  • かおりんご さん

    長崎に行ったなら永井博士でしょう?ということで読んだ。さすが、カトリック教徒という内容。我が子宛のメッセージで、宗教色が強く、くどくどと神の愛や戦争孤児に対する所感が綴られている。思っていたのとは違って、ちょっと残念。

  • 赤とんぼ さん

    読んだのはこちらの本でした。先ほどはうまく探せなかった…。この表紙絵、カザルスの「鳥の歌」に感動した画家が、原爆の犠牲者たちが取りとなって甦るイメージから描かれたのだそうだ。表紙は「沈黙する鳥たち」裏表紙は「羽ばたく鳥たち」

  • おちゃめmama さん

    信仰の力はすごい。原爆被害者となり起き上がることさえできない状態にありながらこの強さはまさに信仰の力以外にはない。私はキリスト教徒ではないが心を打たれた作品であった。子どものの誠一、茅乃の側の作品も読んでみたくなった。

  • mimm さん

    ふたりの愛児向けの書。価値観が異なる自分には、申し訳ないけど読むのがきつく(苛ついて)ながら読みで読了した次第です。 この残されたふたりが、幸せな人生を辿れたのか、かなり気になりました。 少なくとも戦争や原爆、闘病の書ではありません。

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人物・団体紹介

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永井隆

1958年群馬県生まれ。明治大学経営学部卒。東京タイムズ記者を経て、フリージャーナリスト。企業、組織と人、最新の技術から教育問題まで、幅広く取材・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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