王者の妻 (上)豊臣秀吉の正室おねねの生涯 朝日文庫

永井路子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022651037
ISBN 10 : 4022651032
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
追加情報
:
400p;15

内容詳細

一介の草履とりから天下人に出世した豊臣秀吉。その秀吉に14歳で嫁いだ妻おねね。仲睦まじい夫婦だったが、本能寺の変以後、権力を握った秀吉の女性遍歴におねねは苦しめられる。最後まで庶民的な性格を失なわず、戦国の乱世を逞しく生き抜いた女性を描いた傑作歴史小説。

【著者紹介】
永井路子 : 1925年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業。64年『炎環』で直木賞、82年『氷輪』で女流文学賞、84年菊池寛賞、88年『雲と風と』ほかで吉川英治文学賞、2009年『岩倉具視』で毎日芸術賞を受賞。23年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • すいへい さん

    秀吉の正室おねねが主人公。信長からの手紙は、日本史の中でもかなり好きなエピソードやわ。

  • Y... さん

    1981年に購入した講談社文庫から新しく購入。1981年大河ドラマおんな太閤記(秀吉の正室である北政所が主役)を見て興味が湧いて読んだ本です。本作や大河ドラマが無名だった北政所を有名にしたと私は思います。上巻は信長が斃れてから秀吉が活躍する一方で側室が増えていき困惑しながらも寧々の立場も変わっていく

  • あるなし さん

    年末の図書館で2023年に亡くなった作家のコーナーにあった。やっぱり面白い。

  • りんふぁ さん

    秀吉の正室ねねのお話。 ねね視点は面白そうと借りる。 結婚から天下人になるまでの上巻。 ねね側だと、戦から帰るたびに夫の立場が変わりそれに伴い自分の立場も勝手に変わっていく感じ。 なかなか面白い。

  • グランくん さん

    秀吉の正妻、おねねを描いた物。 上巻は、信長の桶狭間の戦いの翌年に、十四歳で秀吉に嫁ぐ所から始ります。 やがて秀吉は、一国一城の主となり、中国方面司令官になるが本能寺にて信長が横死。山崎で明智光秀を倒し、敵対した柴田勝家も賎ヶ岳で破り、大坂に城を建て、家康も臣下させ、関白となる所までが描かれております。 その中で、良いこともあれば(特に秀吉の女癖で)泣かされる事もある。 秀吉を、親しみやすい英雄としてでは無く、冷徹で強欲な所も描き、おねねが、それとどう向き合ったかを描きます。

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永井路子

1925年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業。64年『炎環』で直木賞、82年『氷輪』で女流文学賞、84年菊池寛賞、88年『雲と風と』ほかで吉川英治文学賞、2009年『岩倉具視』で毎日芸術賞を受賞。23年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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