基本情報
内容詳細
「一名 東京散策記」の通り「江戸切図」を持った永井荷風が、思いのまま東京の裏町を歩き、横道に入り市中を散策する。十一の章立てに、周囲を見る荷風の独特の視座が感じられる。消えゆく東京の町を記し、江戸の往時を偲ぶ荷風随筆の名作。
目次 : 日和下駄(日和下駄/ 淫祠/ 樹/ 地図/ 寺/ 水 附渡船/ 路地/ 閑地/ 崖/ 坂/ 夕陽 附富士眺望/ 日和下駄異文)/ 荷風随筆 抄(向島/ 百花園/ 上野/ 帝国劇場のオペラ/ 申訳/ 巷の声)
【著者紹介】
永井荷風 : 1879・12・3〜1959・4・30。小説家。東京生まれ。本名壮吉。別号断腸亭主人。10代から江戸戯作文学や歌舞伎、邦楽などに親しむ。19歳で広津柳浪に入門し「文芸倶楽部」などに小説を発表。20代の西欧体験をもとに「あめりか物語」「ふらんす物語」を発表。1910年、慶応義塾大学部文学科教授に就任し「三田文学」を創刊。戦前戦中は軍国主義全盛の世相に背を向け文学者として生き、戦後は白鳥、谷崎、志賀らとともにいち早く文壇に復活。52年、文化勲章受章。54年、日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
永井荷風
1879‐1959。東京生れ。高等商業学校附属外国語学校清語科中退。広津柳浪・福地源一郎に弟子入りし、ゾラに心酔して『地獄の花』などを著す。1903(明治36)年より’08年まで外遊。帰国して『あめりか物語』『ふらんす物語』(発禁)を発表し、文名を高める。’10年、慶応義塾大学教授となり「三田文学」
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