空想映像文化論 怪獣ブームから『宇宙戦艦ヤマト』へ

氷川竜介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041160916
ISBN 10 : 404116091X
フォーマット
出版社
発行年月
2025年03月
日本
追加情報
:
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内容詳細

『ウルトラマン』、『仮面ライダー』、『宇宙戦艦ヤマト』、『機動戦士ガンダム』――アニメ・特撮が混然一体だった1960、70年代「テレビまんが」から考える画期的メディア文化論

【著者紹介】
氷川竜介 : 1958年兵庫県生まれ。アニメ・特撮研究家。明治大学大学院特任教授、ZEN大学教授(2025年度から)、特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)副理事長。東京工業大学(現・東京科学大学)在学時からアニメ誌上で執筆を始め、IT系製造業勤務を経て2001年に文筆家として独立。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員、毎日映画コンクール審査委員、東京国際映画祭プログラミング・アドバイザーなどを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kei-zu さん

    「宇宙戦艦ヤマト」を表紙にして雑誌「アニメージュ」が創刊されたとき、アニメと特撮が混然一体となった「テレビまんが」から「特撮」が切り捨てられた。日本アニメの行く末を考えるとき、歴史の歩みを振り返る必要がある、と著者は言う。あの番組とこの番組の間には何々の再放送があったなど、本書で紹介される番組名が懐かしい。石ノ森章太郎の功績は今でいう「IP」の創造による世界観の構築にあったという指摘も興味深い。

  • キートン さん

    庶民の娯楽が映画からテレビへと移り始めた頃、『鉄腕アトム』や『月光仮面』といったアニメや特撮と言った作品は『テレビマンガ』という表現で一緒くたにされていた。 しかし元は一緒のくくりだったものが、時代とともに『アニメ』と『特撮』という別々のジャンルに分かれていった。 本書は、戦後のテレビアニメと特撮の歴史をなぞりながら、どのような経緯で2つのジャンルが分かれていったかを検証する著書となっている。 自分の読解力が無いため、著者の言いたいことはあまり理解できなかったが、

  • ZUSHIO さん

    Dommune radiopediaで紹介されていたため読んだが、非常に面白かった。ジブリの「熱風」の連載まとめのため、徳間書店のアニメージュ創刊が、アニメと特撮を分断していったという資料学術的内容だった。 改めて、シン・ゴジラなどの実写やエヴァンゲリオンなどのシームレスなSF的枠組みで活躍し続けている、帯を書いている庵野秀明氏にはノーベル文学賞が与えられるべきだとすら思う日本文化への功績が半端ない。

  • hirokazu さん

    2025年3月刊。スタジオジブリ発行の小冊子「熱風」2022〜2023年に連載された記事に加筆修正。「子供番組」として混在していた「特撮(怪獣)」「テレビまんが」が時代の経過と視聴者の成長に伴い、互いに影響を与えつつ緩やかに分断化していく様を描く。やはり「ヤマト」は大きなターニングポイントだったんだなあ。

  • ゆんろん さん

    ヤマト展で訪れた渋谷の紀伊國屋書店で求めた。著者は私から見るとちょっとだけ年上で、70年代から80年代における(今から見ると)創成期における(受容者としての)自身の経験というのは重なるところもあるし、頷ける主張もあるのだが、著者が教えているような若い世代とは違うのか、「テレビまんが時代」の感覚を引きずっているのかなあという(逆に著者の訴える危機感?がちょっと響かない)感じ。むしろ、SFの描く世界を映像化しようと思ったら、何らかの特撮技術やアニメ化を経るしかないわけで、つながっているものだという感覚がある。

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氷川竜介

1958年兵庫県生まれ。アニメ・特撮研究家。明治大学大学院特任教授、ZEN大学教授(2025年度から)、特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)副理事長。東京工業大学(現・東京科学大学)在学時からアニメ誌上で執筆を始め、IT系製造業勤務を経て2001年に文筆家として独立。文化庁メディア

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