此一戦 日本海海戦記 中公文庫

水野広徳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122073104
ISBN 10 : 4122073103
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
346p;15

内容詳細

皇国の興廃、此の一戦にあり。バルチック艦隊を撃滅した大海戦に水雷艇艇長として従軍した水野は、後に東郷ターンといわれた敵前大回頭、艦内水兵の会話、秋山真之が敵艦に乗り込み降伏を迫る場面など戦闘の実像を描く。両艦隊比較表、戦闘航跡図、艦艇図版を掲載。櫻井忠温『肉弾』に並ぶ日露戦ルポルージュの白眉。

目次 : 万里の遠征/ 待つあるをたのめ/ 竜爪虎牙/ 戦雲いよいよ急/ 竜虎相対す/ 竜争虎闘/ 勝敗既に決す/ スラブ魂/ 日本魂(その一)/ 日本魂(その二)/ 風浪の敵/ 快隼疲鷲を突く/ いくさ話し/ 死栄生辱/ 韓廬蹇兎を搏つ/ 戦果戦績/ 勝因いかん/ 戦後の覚悟

【著者紹介】
水野広徳 : 1875(明治8)年、愛媛県生まれ。海軍兵学校卒。水雷艇の艇長として日露戦争に従軍、戦後軍令部出仕となり、日露海戦史編纂に従事。1911(明治44)年、『此一戦』を博文館から刊行、ベストセラーとなる。14(大正3)年、日米架空戦記『次の一戦』を刊行するが、絶版処分に。その後、欧州留学や視察で第一次世界大戦の惨状を直視、21(大正10)年に参政権付与を提言した「軍人心理」を寄稿し、謹慎処分を受け、海軍の職を辞した。以後軍縮運動に身を投じ、日米戦争を分析し日本の敗北を断言した上にて日米非戦論、軍部大臣現役武官制廃止などで健筆をふるい、さらに統帥権独立憲法違反論を主張するなど、当局の監視下、平和主義的軍事評論家としての姿勢を貫いた。1945(昭和20)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Mayumi_M さん

    ロシア人俘虜が収容地の日本人に歓迎されすぎて、蝶よ花よな生活になっててけしからん!というグチにうっかり笑ってしまった。

  • ymazda1 さん

    「反戦」ならぬ「非戦」論者ゆえに海軍を去った水野広徳には以前から関心があったので、その人の日本海海戦従軍記が復刊されてたのを知って、思わず読んでみた・・・東郷!秋山!Z旗!T字!は戦局のただの一局面とばかりにほぼほぼスルー、乗員は艦を動かす機関に過ぎず、だから負傷して指揮不能になった司令長官は一兵卒にも劣ると考える合理的思考・・・大戦後のドイツのインフラ壊滅を見て「非戦」に転じたのも納得というか・・・敢えてエンタメを排して書いたのに、田山花袋が俺ならもっとエンタメにできるみたく批判してきたって話は笑えた♪

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