江戸の役人事情 『よしの冊子』の世界 ちくま新書

水谷三公

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480058515
ISBN 10 : 4480058516
フォーマット
出版社
発行年月
2000年06月
日本
追加情報
:
237p;18

内容詳細

身分制と能力主義が組み合わさった江戸の官僚制。役所仕事の実際や、人材登用・昇進などの人事制度を明らかにし、役人の実像に迫る。

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読書メーターレビュー

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  • おらひらお さん

    2000年初版。松平定信時代の噂話や資料を集めた『よしの冊子』から江戸時代のお役人の状況をさぐるものです。今も昔も宮仕えは大変そうです。あと、人事も難しい・・・。

  • オレ夫 さん

    「よしの冊子」に記録されている情報の多彩さには驚かされました。官僚制の下地が江戸期から作られていたということもあり、出てくる不満や問題は今と大差ないですね。

  • 可兒 さん

    江戸時代は現代よりも参謀・監察重視だったそうで。しかし内部調査報告のバリエーションに笑う

  • Y_Kuroyanagi さん

    20140601ー20140613

  • 8 さん

    『よしの冊子』から目付筋、勘定筋の逸話を引きながら、それぞれの役人の気質に迫った良書だと思う。前半の目付筋の話は逸話紹介がメインだったが、後半は他の資料も使いながら勘定奉行所の実態に迫っていたと思う。勘定奉行所についてを調べているので大いに参考になると思う。 しかし資料的制約もあって、勘定筋の実務・実際にはなかなか迫り得ない。これは目付筋の仕事が旗本本人が実務を行うけど、勘定筋の実務は御目見以下の御家人が行うからでもある。

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水谷三公

1944(昭和19)年生まれ。東京大学法学部政治学科卒業。東大法学部助手、東京都立大学教授、國學院大學教授を歴任。現在、國學院大學名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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