SFまで10万光年以上

水玉螢之丞

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152095824
ISBN 10 : 4152095822
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;21

内容詳細

二〇〇三年から二〇一四年までSFマガジンで描き続けられた好評連載の続篇、さらに他誌でのSFエッセイコミック連載、文庫カバーイラストなどを網羅。水玉螢之丞のSFに関する(ほぼ)全仕事

【著者紹介】
水玉螢之丞 : 1959年埼玉県生まれ。漫画家、イラストレーター。SFマガジンでの「SFまで10000光年」「SFまで100000光年」ほか多数連載。著書に『こんなもんいかがっすかぁ』、『ナウなヤング』(杉元伶一との共著)、『SFまで10000光年』がある。2014年12月逝去。享年55(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • そうたそ さん

    ★★★☆☆ 「SFまで10000光年」に続く水玉蛍之丞さんの仕事の数々を収録した一作。とにかくこれでもかというくらいにぎっしりと詰められた濃厚な内容は、これで2000円ほどしかしないという事実に「安すぎる」と叫んでしまいそうなほど。本作では半分ほどが過去の対談やカバーイラストを収録したもので、前作と本作で筆者の全仕事を網羅できる完全版といえるのではないかと思う。広くはないスペースにぎっしりと書かれた筆者独特の癖がある手書き文字が味わい深い。結構SFに関係ないことも多く書かれていたりするのが面白い。

  • くさてる さん

    SFマガジンに連載されていたエッセイだけでなく、その他のSF関連のカバーイラストやエッセイコミックなども網羅して、本当に濃く読み応え有って楽しい一冊。そして良質のブックガイドにもなっています。エッセイの方では、話がどんどん狭義のSFオタクから何かにこだわる人々から眺めた今の世界、というべきものに広がっていっているようで、それが時に厳しく、身につまされて、でも笑ってしまう。一回読んだだけでは情報量を受け止めきれない。これから何度でも読み返す本だと思いました。

  • 還暦院erk さん

    蔵書精読。絵の上手い松岡正剛さんといった情報量。さらに、SFだけでなくアニメ・漫画・造形関連・釣りなども広く深く語り、言語や世代について鋭く切り込み、並みのコラムニストなんて吹っ飛びそう。イラストも、カラー絵は勿論、「ホンのお読味」p66、72、77、80あたり一枚絵で額に入れて飾っておきたいクオリティだし、紹介された本を端から読んでいきたくなる誘い方も絶妙だ…。オタク世界は実に惜しい才能を喪ってしまったのだなぁ、と改めてしみじみ。折々に再読していきたい。合掌。

  • ふくみみ さん

    水玉さんの魅力はポップな絵柄もさることながら物書きの立場でなく同じファンの目線で濃く愛を語ってくれることにあると改めて感じた。これだけの量の仕事を仕事としてでなく愛を持って語れる引き出しがすごい。自分より古い時代から、自分がSFから離れた最近までSF者であり続けてくれて、それらの時代を感じながら読みました。有頂天はナゴム時代の話?とかタイバニは最近…てもう数年前なのか。アイマスの「てってってー」まであるんだよなぁ。

  • arisaka さん

    音楽雑誌経由で好きだった自分には、SFはほとんど未知の世界。それでも、愛は伝わってくるし、好きなものはとことん好きなのが、おたく道。

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人物・団体紹介

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水玉螢之丞

1959年5月3日、埼玉県生まれ。1981年ごろから編集アルバイトのかたわら本名の岡部けい名義でさまざまな雑誌でカットを担当。1984年ごろから水玉螢之丞名義で活動し、イラストエッセイを連載。キャラクターデザインの仕事も手がける。2014年、55歳の若さで惜しまれつつ死去(本データはこの書籍が刊行さ

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