貸本漫画集 8 花の流れ星他 水木しげる漫画大全集

水木しげる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063775051
ISBN 10 : 4063775054
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
424p;21

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読書メーターレビュー

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  • 望月衣塑子そっくりおじさん・寺 さん

    水木しげる大全集、貸本漫画集の8冊目。表題作をはじめ『妖棋死人帳』『怪談嘆き川』の3本の怪奇時代劇を収録。解説は佐野史郎。佐野史郎の名を見ると冬彦さんや摩利夫さんを思い出す。私が好きだったのは2本目の『怪談嘆き川』。幕末の讃岐が舞台の吸血鬼物。これは解題によると香川県出身の文豪・菊池寛の短篇『仇討禁止令』から材をとったとの事。未読の短篇なので、水木しげるがどのように拝借したのか気になる。いずれ読もう。怪奇物であれ必ずとぼけたユーモアがあるのが良い。本気で怖がらせるつもりがあるのか怪しいくらいだ。

  • ホームズ さん

    水木しげるのこういう作品は本当に絵が怖いな〜。内容もダークな感じが好きです。シリアスな絵のなかにちょっと画風の違うとぼけた表情の登場人物がいたりして面白いな〜。

  • ぐうぐう さん

    セントラル文庫から刊行された資本漫画を収録した『花の流れ星』。三編の時代劇が収められているが、どれも異界を扱っている。しかし、水木しげるならではのアプローチが愉しい。時代劇と吸血鬼という組み合わせがユニークな「嘆き川」。死神と命を賭けて将棋対決する「妖棋死人帳」。とぼけたムードが、いかにも水木らしい。あの世への入り口が飛鳥にある亀石そっくりの岩の下にあったり、来世に通じる道中にガウディ建築に似た建造物があったりと、水木自身も愉しんで描いているのがわかる。

  • 剛腕伝説 さん

    花の流れ星、妖棋死人帳など。時代劇。絵がきれい。

  • スローリーダー さん

    『妖棋死人帳』の死神の科白「人は生まれながらに幸福な者も不幸な者もおる。死後の世界はそうした人間社会の不平等をなくするために自然(神)が作っておいてくれたものだ」現世の不幸はあの世で償われると云う。こんな哲学的宗教的な言葉に惹かれる。『怪談嘆き川』の菅谷老人の科白「死んだほうが本人にとっても他人にとっても幸福である人間だってある」問題発言だけど意味深な言葉だ。『花の流れ星』の鉄斎の科白「実在しておるけど人間には見えない実在なのだ」貸本漫画は一時代の徒花だと思ってはいけない。大人のロマンを擽る時代劇の佳品。

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人物・団体紹介

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水木しげる

1922年生まれ。鳥取県境港市出身。太平洋戦争時にラバウルに出征し左腕を失う。紙芝居作家を経て、漫画家となる。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』『日本妖怪大全』などがある。1991年に紫綬褒章、2003年に旭日小綬章を受章。2007年に『のんのんばあとオレ』が仏・アングレーム国際漫

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