この商品の関連特集

双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄 集英社オレンジ文庫

氏家仮名子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784086804929
ISBN 10 : 4086804921
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;15

内容詳細

草原の民の娘、シリンとナフィーサ。異母姉妹だか容姿は瓜二つ、気性は正反対の二人は和平のため、大国・濫に嫁ぐよう命じられる。濫国は双子信仰が深く、時の皇帝もまた双子だった。自由も名前も全て奪われ、後宮に囚われた偽りの双子姫の運命は、やがて草原と濫国を巡る陰謀へと巻きこまれていく―!歴史に翻弄される人々を、壮大なスケールで描くデビュー作。

【著者紹介】
氏家仮名子 : 『双蛇に嫁す』で2022年集英社ノベル大賞“カズレーザー賞”を受賞。本作はその書籍化にしてデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • あっか さん

    新刊。集英社ノベル大賞カズレーザー賞、田村由美さんの表紙!とくれば期待しない訳には行かない!物語の進みがゆっくり?と感じる部分もあるけれどデビュー作とは思えない程読みやすくスルスルと一気読みしました。十王の儀の描写が本当に荘厳で美しかった〜。でも全体としては悲しい物語だしエグい描写もあり私的には悲恋エンドだったので、ものすごく良い読了感!という感じではなかったかな。ところで「かつてシリンの兄と婚約していたが、濫人に殺されている」というナフィーサの登場人物紹介、これナフィーサが故人だと読み間違えませんか?笑

  • Takeshi Kambara さん

    双子信仰が強い濫という国に草原の民の娘が政治的思惑を背負い嫁ぎ、後宮を舞台に慣れない文化や差別に戸惑いつつも双子の姉妹と役目を果たそうと奮闘するのだが…男勝りな主人公の性格が読んでいて痛快だったし少しずつ芽生え始めた周りとの友情や愛情は嬉しかった。それだけに後半の展開は読むのが辛すぎた。終盤は様々な感情が大量の涙となってあふれ出てきた。帯にグンバツに面白い!と書かれていて騙されんぞ!と思っていたがコレは本当に面白い!大好きな田村由美さんのイラストも作品のイメージにピッタリで良かった♪皆に読んで欲しいです。

  • よっち さん

    草原の民アルタナの娘として双子のように育った異母姉妹シリンとナフィーサ。族長の父は二人を双子信仰が盛んな濫国の双子の皇帝に嫁がせる中華風ファンタジー。気が優しく刺繍と料理を愛するナフィーサは兄帝・燕嵐に、活発で弓と騎馬が得意なシリンは弟帝・暁慶の後宮に迎え入れられて、対照的な皇帝たちのもとでそれぞれが居場所を得つつあった矢先の不穏な疑惑、そして思ってもみなかった事件。姉妹も否が応でも巻き込まれる激動の展開と彼女たちの選択にはほろ苦さもありましたけど、これはこれでとても彼女たちらしい結末のように思いました。

  • omo さん

    双子のように育った異母姉妹であるシリンとナフィーサが、和平のため異国の双子の皇帝に嫁ぐ。舞台は、中華帝国やその周辺のモンゴルもしくはカザフスタンかな?とか、時代はいつなんやろ?妃達の衣装はどんなんやろ?綺麗やろなぁ…。と、色々想像するのが楽しかった。ストレスなくサクッと読める文章も通勤時間に最適だった。ただ、犯人が真相をすべて自白してしまう…。という、私の苦手な流れだったのが残念。

  • らび さん

    よくあるこれ系のファンタジー作品では双子は忌み嫌われる設定が多かった気がします。この濫国では創世神話により双頭の蛇が敬われている、よって双子ばかりが後宮に入り帝までも双子。草原の民、シリンとナフィーサは異母姉妹ではあるが瓜二つだった故双子と称され帝へ嫁ぐことに。後半まで何も起こらず盛り上がりもなく何処を目指しているのか?でしたがシリンの兄の死がここまでの悲劇に繋がる展開だとは。流れに無理がなく1つ1つが腑に落ちるというか、よく描かれた作品でした。短い間に多くを失ったシリン。どうかその子を守って欲しい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

氏家仮名子

『双蛇に嫁す』で2022年集英社ノベル大賞“カズレーザー賞”を受賞、同作を改題・改稿した『双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品