娼館の乙女 売られた少女は推理力で成り上がる 1 ブレイブ文庫

殿水結子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784824204370
ISBN 10 : 4824204372
フォーマット
出版社
発行年月
2025年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

――娼館にひとり、聡明叡知の乙女あり。

娼館街に佇む、謎多き娼館「リロンデル」。
その若き女主人ジョゼは、類まれな美貌と知性を兼ね備えた謎多き存在。
出自不明で過去を語らない彼女が、口を開く時、事件は鮮やかに解決へと導かれる‥‥。
色恋沙汰、貴族の陰謀、政界スキャンダル‥‥ 娼館街の裏でうごめく闇を、知略と機転で切り裂くジョゼ。
その活躍の噂が裏社会に広まるにつれ、やがて彼女の存在は王族にも知れ渡るようになる。
だが、ジョゼにはある秘密があって――?

【著者紹介】
殿水結子 : 和歌山県出身。小説家・漫画原作者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    娼館街に佇む謎多き娼館リロンデル。若き謎めいた女主人ジョゼがもたらされた事件を鮮やかに解決へと導く連作ミステリ。謎めいた事件に巻き込まれがちで、たびたび現場で遭遇する刑事ベルナールや、行動をともにする若き政治家セルジュを絡めながら、指輪紛失事件と首無し死体の真相や、銃痕に首切跡のある死体の謎を解き明かしてゆくジョゼ。活躍に目を止めた王から招待された彼女が、王宮で起こる事件の解決を依頼される展開で、思わぬ再会や騒動に巻き込まれて心揺さぶられながら、新たな可能性に希望を見出した彼女たちのこれからが楽しみです。

  • 和尚 さん

    国が滅ぼされ娼婦として買われた少女は、その才覚で娼館の主人となっていた。 彼女の類稀な頭脳は謎を引き寄せ、そして引き寄せられた謎は彼女によって解き明かされていく。 国であったり背景であったり政治であったりがしっかりと世界だったのも、章ごとの事件と回想で明かされていく流れも面白かったです。 ジョゼ、セルジュ、ベルナール。異なる立場の彼らの行く先がどうなるのか、今後も楽しみです。

  • イシカミハサミ さん

    中世の欧州を思わせる世界観でそれは好み。 ただその世界観が張りぼてにしか感じられなかった。 体制面では、王制と議院制が並立した国体だけれど、 どう議会ができあがったかの物語は語られない。 道具面では、時代感からして銃でできる芸当が細かすぎる。 敵の手元の銃を狙って撃って弾くとか、 どれほどの科学力で実現できる照準なのか。 撃った直後に太もものホルダーにしまう描写も謎。 どうもこの世界では銃身は熱を持たないらしい。 天下を獲りに行く物語を描くなら その天下にはもっと厚みがないと熱量を保てない。

  • Mu@仔羊堂 さん

    滅ぼされ娼館に売られた砂漠の国の幼い姫がその機知で事件の謎を解き明かすミステリー。 舞台設定は魅力的で期待して読み始めたのだけどどうも物語の中に入り込めなかった。 主人公でヒロインのジョゼのキャラがなんとなくブレているようでもう一つ魅力的に思えなかったのと、物語の展開や問題に解決方法が腑に落ちなかったからだろう。 ここからジョゼとセルジュの恋愛要素が増えてくればもうすこしおもしろくなっていくのかな? 期待したい。

  • MoriTomo さん

    謎多き娼館の女主人ジョゼが事件を次々と解決していくミステリになっていて、鮮やかな推理力と交流関係が見ものでした。 恋愛要素は薄めでしたが、周りからの信頼関係が良いので、今後の展開も楽しみです。

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殿水結子

和歌山県出身。小説家・漫画原作者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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