戦国大名と政略結婚 全国有力大名家の血縁・血脈総覧 新人物文庫

歴史読本編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784404042545
ISBN 10 : 440404254X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
追加情報
:
287p 15cm(A6)

内容詳細

戦国時代、自らの娘や親族・重臣の娘たちを周辺領主に送り込み、婚姻関係を結ぶことで勢力を拡大する政略結婚が各地で繰り返されていた。南進を目指し嫡子政宗に姫を迎えた伊達氏、史上名高い三国同盟で勢力拡大を実現した武田・今川・北条氏、制圧への野望を抱く地域の領主と婚姻関係を結んだ島津氏―。同規模の勢力が争い続けるなかで、一歩抜きん出た存在になるために政略結婚を駆使した戦国大名がいかにして勢力を拡大していったか、その実像を明らかにする。

目次 : 第1章 東北〜関東〜甲信越編(南部氏―一族内で閨閥を築きあげ、危機には女性が政治を主導/ 最上氏―婚姻を駆使し周辺諸勢力と結ぶが、豊臣氏との婚姻が悲劇を招く/ 伊達氏―奥羽覇者へ突き進む伊達氏に、周辺諸氏はいかに処したか ほか)/ 第2章 中部〜近畿編(松平氏―婚姻と戦で勢力拡大、今川氏一門から脱却した天下人の系譜/ 今川氏―高貴な血筋と豊かな財をバックに強気な同盟を締結/ 織田氏―尾張一国から天下統一へ、大躍進の影にある冷たい婚姻 ほか)/ 第3章 中国〜四国〜九州編(宇喜多氏―「境目の領主」が築いた縁戚関係による国人共同支配/ 尼子氏―国人領主との婚姻関係を崩壊させた本家と一族の権力争い/ 毛利氏―幾重もの国人領主との婚姻関係により築いた中国地方の支配 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ybhkr さん

    家系図がついていてわかりやすい。キリシタン大名は嫁もキリシタン。日本人だけど名前が欧米かっ!政略結婚だけあって●●の娘という表記や大河ドラマでは名前が出ているのに「娘」とだけ書かれていたりとなかなかむずかしす。夫婦別姓からの同姓のくだりもおもしろかった。なるほど、女性は姓を名乗る機会がないから姓はいらなかったのか。茶々の浮気グセってほんとなのかなー。おじさんごのみの下世話な話題もちょこちょこと。政略結婚であってもお互い尊敬できたり愛しあいされたりがあるのはいいね。この時代の尊敬って武士道なんだけども。

  • ゆうへい さん

    東北から九州までの戦国大名の系譜と歴史を踏まえ、それぞれにおける政略結婚について解説しています。文章だけでは分かりづらいところもあり、それぞれ家系図と代表的な縁戚関係も綴られています。読んでいて、基本的に政略結婚が当然のように多く、娘を家臣や他の大名に嫁がせて関係を深くするのが見て感じます。他国と同盟を結ぶため、優秀な家臣を一門衆として迎え入れるため、その土地を治める正統性を持たせるためなど認識が強かったです。あらゆる方向性から考えると戦国時代における政略結婚は恐らく安全保障という意味が込められています。

  • フェイ さん

    奥州から九州まで、ちょっとでも戦国時代に興味があったら聞き覚えがある大名家の婚姻政策についてずらりと記載。 婚姻は主に三種類あったようだ。1つ目は他の大名との婚姻、2つ目は地元国人衆との婚姻、3つ目は公家との婚姻。 どれも、各大名家の事情によって綿密に計算されており、生き残るために知恵を絞ったことが窺える。それが功を奏し、有馬家のように、江戸時代まで影響を及ぼしたものもある。 あと、主君が家臣の娘を養女に迎え、それを政略結婚の道具に使うという手もあったらしい。

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