朝起きられない子の意外な病気 「起立性調節障害」患者家族の体験から 中公新書ラクレ

武香織

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121504289
ISBN 10 : 4121504283
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
追加情報
:
213p;18

内容詳細

思春期の子どものおよそ一割がかかるとも言われる、起立性調節障害(OD)。その症状は「朝、起きられなくなること」。学校や病院の理解も進まないまま、不登校の隠れた原因になっている。息子の病気に直面した著者が、自らの体験と周囲の患者家族の声を綴った子どもの病気の新常識。

目次 : プロローグ 子どもが目を覚まさない!(かかりつけの耳鼻科医の診断)/ 第1章 診断と治療(大国真彦先生との出会い/ ガマンしていた大耀 ほか)/ 第2章 どうなる!?学校生活(1)大耀、中学1年生の挫折(クラスメートにお手紙を/ 欠席の電話より、出席のメール ほか)/ 第3章 どうなる!?学校生活(2)人生を変えた出会い、進路決定(抜け殻になった息子/ 仕事に連れていってみよう ほか)/ 第4章 親の本音・子どもの本音(起立性調節障害の子どもを持って/ 起立性調節障害を持つ子どもたちの「本音座談会」)/ エピローグ 長いトンネルを抜け出して(通信制高校の週1登校コースへ/ 青少年フェスティバル運営委員長のあいさつ ほか)

【著者紹介】
武香織 : 神奈川県生まれ。約10年間『週刊SPA!』をフィールドにした後、『プレジデント』『婦人公論』『読売ウイークリー』などの雑誌で、社会問題、家庭問題を中心に、幅広く取材・執筆。『ESSE』では「ADHD」「児童虐待」などの問題に取り組む。一児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アクビちゃん@新潮部😻 さん

    【図書館】うちの次男坊くん、起立性調節障害との診断。読めば読むほど、症状に当てはまるので、やはり! 頭痛がする→脳外科に行きMRI検査し異常なし。腹痛→調整剤もらう ダルい→学校が嫌で気持ちの問題なのでは?!と言われ病院を転々とし、対処療法のみでした。病名が分かりホッとしたのもあり、長い戦いになりそうで、不安ありのが正直なとこ。私も初めて知ったこの病気。それでも、医者たちがこの病気を知らないとは… 学校の先生には、うつ病や不登校とは違うと説明しなくてはね。

  • mitya さん

    私にはすでに意外ではないけれど、当事者である子どもの意見を知ることができて、よかった。長い目で見てほしいこと、親には強くいてほしいこと、「時間はたくさんあるよ」と安心させる言葉をかけることなど。やっぱり長引いてしまうのかとため息が出るけれど、焦らないようにしよう。

  • ゆにす さん

    子どもたちの声を聞くのは親でも難しい。4人の子どもの座談会のところがよかった。

  • Kimu2 さん

    小学校高学年から中学生くらいにかけてに発症する起立性調節障害(OD)という疾患について書かれている本です.この病気,なかなか理解してもらえない病気の一つで,朝なかなか起きられないのに夕方頃には普通に生活していることから,いわゆる”怠け者”とされていることがあります.しかしODは病気です.もちろんただの夜更かしなどの子供もいますが,本当にODの子もいるのです.それを理解してもらうのによい本だと思います.多くの方々にこの疾患について知っていただければと思います.

  • sachi さん

    起立性調節障害。朝起き上がる時、急激な血圧の低下によって起きることが出来ない、起きても頭痛、だるさや吐き気のある病気。思春期に発症しやすい自律神経系の病気だそう。 鬱病や、ひきこもりと診断された子供の背景にこの病気が隠れていることが少なくないそうなので、頭の片隅に置いておきたいなぁと思う。改善方法は、ストレス負荷を減らす、血圧を上げる薬を朝飲む、生活リズムを整える。

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武香織

神奈川県生まれ。約10年間『週刊SPA!』をフィールドにした後、『プレジデント』『婦人公論』『読売ウイークリー』などの雑誌で、社会問題、家庭問題を中心に、幅広く取材・執筆。『ESSE』では「ADHD」「児童虐待」などの問題に取り組む。一児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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