「主体性」はなぜ伝わらないのか ちくま新書

武藤浩子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480076946
ISBN 10 : 4480076948
フォーマット
出版社
発行年月
2025年07月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

学生や若手社員は、自分に「主体性がある」と思っているのに、企業や上司は「ない」と感じている。なぜ認識がズレるのか。不幸なすれ違いの原因を究明する。

【著者紹介】
武藤浩子 : 早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。IT企業で長年勤務したのちに大学院に進学。東京大学高大接続研究開発センター特任助教等を経て、現在、早稲田大学大学総合研究センター次席研究員(研究院講師)。大学教育学会・奨励賞受賞(2021年度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ばんだねいっぺい さん

    伝わらないのは、そもそも、曖昧な定義で便利使いしているからではないかと思った。どの言葉うんぬんよりも、まずもって、対人におけるすり合わせの重要性を感じた。これでは、ただの俺は知らないけど、みんな、がんばれだ。

  • よっち さん

    学生が考える自分自身に不足している能力と、企業採用担当者が考える学生に不足している能力のズレ。その中で最も大きい「主体性」について探る1冊。企業が採用時に重視するものが変化し続ける中、一貫して求められていた「主体性」とは一体どういうものなのか。同じ言葉でも「行動力」から「思考力」「協調性」といったものにシフトしつつあり、さらに時代の変化や上司の多忙によって正解にたどり着くものから、正解のない答えを見出すものに変化していて、主体性を持つにしても、擦り合わせができなかったら答えにたどり着くのは難しそうですね。

  • 江口 浩平@教育委員会 さん

    【教育】小学校の頃から「主体性」を育むことを大事にしているのに、なぜ社会人になった今でも「主体性」が悩みの種になっているのか知りたくて手に取った一冊。社会人として求められている「主体性」は、そもそも学校教育で育もうとしているものとは似て非なるものだったのではないかという感想を抱いた。学校では、自分の興味関心に基づいて探究していく姿勢を育もうとしている。その興味関心の幅を広げていき、何事に対しても自分事にしていけることが求められているのだろう。

  • 紫の煙 さん

    「主体性」という曖昧な概念を、若手社員や学生向けに書いているので、結局何なのかという内容になっている。どんな意味においても「主体性」は無いよりある方が良い。最も困るのは、「主体性」が無いまま年を取ったベテランである。自戒を込めて。

  • りんだ さん

    自分なりに書籍の命題に答えると、主体性は外在化させて、かつ「評価する側にとって都合のよい、もしくは期待を超える行動」として表出されて初めて評価される、ということが分かる。評価する側も当初は主体性が無い=今の自分が後輩に求める主体性に届いていないということが発話からみられるが、それを認知していれば比較的長い目で育成することができる。しかし、現代の忙しさや余裕のなさが「もっと主体的に動け(=自分にとって都合よく動け)」という要望を生んでしまうのでは…と考えた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

武藤浩子

早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。IT企業で長年勤務したのちに大学院に進学。東京大学高大接続研究開発センター特任助教等を経て、現在、早稲田大学大学総合研究センター次席研究員(研究院講師)。大学教育学会・奨励賞受賞(2021年度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

プロフィール詳細へ

語学・教育・辞書 に関連する商品情報

おすすめの商品