ゆきちゃんは、ぼくのともだち! 童心社のおはなしえほん

武田美穂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784494016389
ISBN 10 : 4494016381
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
追加情報
:
36p;21X23

内容詳細

病気をしてから、しだいに子どものころにかえってしまうようになった、おばあちゃん。その変化を受けいれようとする男の子のすがたを描く、心あたたまる感動作です!ゆきちゃんがどんなにかわってしまっても、ぼくたちはいつでも親友だよ!!

【著者紹介】
武田美穂 : 東京生まれ。絵本に『となりのせきのますだくん』(絵本にっぽん賞、講談社出版文化賞・絵本賞)に始まる「ますだくん」シリーズ、『ふしぎのおうちはドキドキなのだ』(絵本にっぽん賞)『すみっこのおばけ』(日本絵本賞読者賞、けんぶち絵本の里大賞)『おかあさん、げんきですか。』(後藤竜二・作)(日本絵本賞大賞&読者賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ☆よいこ さん

    絵本。病気で入院していたおばあちゃんが帰ってきた。おばあちゃんは痩せて、なんだかぼうっとしている。おばあちゃんは、昔にかえってどんどん幼くなっていくみたいだった。けんたは、おばあちゃんに「ゆきちゃん」と呼びかけて友達になった。ゆきちゃんはプリンが好き、ヨーヨーが上手、おねしょして落ち込む▽表紙の見返しに、ゆきちゃんの0歳から10歳の写真(アルバム)あり。後表紙の見返しには、けんた0歳からの写真あり、いつでもおばあちゃんと一緒だった▽切な可愛い。けんた優しい

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    退院して帰って来たおばあちゃんが認知症に。認知症になり子供へとかえったおばあちゃんを否定せずに受け入れ触れあう、孫のけいたくんがいい。

  • なななお さん

    おばあちゃん、病院から帰ってきてから様子が変。時々ボーッとして、孫の僕が分からなくなったり、ここがどこかわからなくなったりする。そんな風に変な感じになったとき、「ゆきちゃん、いくつ?」って聞いてみて、と普通の時のおばあちゃんからお願いされた。…優しい孫とおばあちゃんの関係から、こんなふうに認知症について捉えたらいいんだな、と教えられました。決して他人事ではない、誰もが行く道。けんた君のようにいつまでも友達、いつまでも家族、という感覚を大事にしたいです。

  • anne@灯れ松明の火 さん

    遠い方の新着棚で。ゆきちゃんは、けんたのおばあちゃん。でも、最近、忘れることが多かったり、「わたし、7歳」と言ったりする……。認知症のおばあちゃんと孫の日常を優しい目で見つめて描き出している。漫画のようなコマ割りがあり、絵本にしては、と抵抗がある人もいるかもしれないが、描きたいことをすべて入れるには、こういう手法が必要だったろう。おばあちゃんを労り、気遣う7歳のけんた、すごいな。大人でも、なかなかできないよ。ゆきちゃん、元気になってね。けんたが待ってるよ!

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    高齢者施設でも読み聞かせをすることがあるので、この絵本のお話は明るいけれど認知症や、高齢者が辿る道として、とても共感できました。 子どもにとっては、自分のおばあちゃんがだんだん変わっていくさまを理解しづらいでしょうね。 人それぞれの老いがあるので、この絵本がすべての人に言えるな話ではないことも、伝えないといけないとも思いました。 でも、参加している認知症カフェでは、いろんな意見をもらえそうな気がしています。

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