櫻田俊子論考集 太宰治 女性独白体 「語る女」と「騙る作家」

櫻田俊子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784841940060
ISBN 10 : 4841940065
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
追加情報
:
373p;22

内容詳細

目次 : 太宰治研究―女性独白体の成立と展開(女性独白体の萌芽―「猿面冠者」と「虚構の春」/ 「女生徒」と素材有明淑の日記/ 女性独白体の展開/ 女性独白体の到達点―「斜陽」/ 女性独白体を生んだ時代背景―雑誌と女性読者)/ 閉じられ、開かれた物語―太宰治「待つ」論/ 太宰治「女生徒」論―素材有明淑の日記公開を受けて(有明淑の日記/ 有明日記と「女生徒」/ 「女生徒」と「俗天使」/ 「女生徒」と「待つ」)/ 太宰治・女性独白体作品とジェンダー―方法としての女性の語り/ 添付資料

【著者紹介】
櫻田俊子 : 1970年、青森県に生まれる。地元青森で高校の教員を続けながら、法政大学大学院にて修士号、博士号を取得した。太宰治、特に「女性独白体」の文章に強い関心を持ち、研究を続けていた。脳腫瘍のため2012年8月4日に死去。享年41歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • じゃむ さん

    粗削りで突っ込み所を満載している論考集ではあるけれど(それは成立事情が多分に影響しているのだろうけれど)、示唆に富むキラリとした読解、大変勉強になった。この本、拝読して、改めて思う。直接お話伺いたかった。質問したかった。批判したいし、批判して頂きたかった。そして、もっと論文、拝読したかった。一度もお目にかかることが出来なかったこと、悔しくてたまらない。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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櫻田俊子

1970年、青森県に生まれる。地元青森で高校の教員を続けながら、法政大学大学院にて修士号、博士号を取得した。太宰治、特に「女性独白体」の文章に強い関心を持ち、研究を続けていた。脳腫瘍のため2012年8月4日に死去。享年41歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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