基本情報
内容詳細
初版刊行後の最新知見を大幅加筆!近年の睡眠研究の進歩はめざましい。ノンレム睡眠時に老廃物を洗い流す、「グリンパティックシステム」の発見、日本で発売された画期的な不眠症治療薬、「睡眠負債」が溜まるメカニズムなど、世界の睡眠研究をリードする著者が最新知見をもとに迫る「睡眠の本質」。
目次 : 第1章 なぜ眠るのか?―いまだに解けない謎と、記憶強化にはたす睡眠の驚くべき効果/ 第2章 最新技術で探る「睡眠の正体」―画像解析でわかった「レム睡眠とノンレム睡眠はこんなに違う」/ 第3章 睡眠と覚醒を切り替える脳のしくみ―神経伝達物質とニューロンがつくりだす巧妙な2つのシステム/ 第4章 睡眠障害の研究から生まれた大発見―覚醒をもたらす物質「オレキシン」の決定的に重要な役割とは/ 第5章 オレキシンが明かした「覚醒」の意味―ヒトや動物は、なぜ目覚めなくてはならないのか/ 第6章 ヒトはどこまで睡眠をあやつれるか―不眠治療薬の最前線と「眠らないですむ薬」の可能性/ 第7章 睡眠に関する日常の疑問と、これからのテーマ―「夢」の役割、「腹時計」から、睡眠物質では解けない謎まで/ 終章 なぜ眠るのか―私の仮説
【著者紹介】
櫻井武 : 1964年東京生まれ。筑波大学大学院医学研究科修了。医師、医学博士。日本学術振興会特別研究員、筑波大学基礎医学系講師、テキサス大学ハワード・ヒューズ医学研究所研究員、筑波大学大学院准教授、金沢大学医薬保健研究域教授を経て、筑波大学医学医療系および国際統合睡眠医科学研究機構教授。1998年、覚醒を制御する神経ペプチド「オレキシン」を発見。平成十二年度つくば奨励賞、第14回安藤百福賞大賞、第65回中日文化賞、平成二十五年度文部科学大臣表彰科学技術賞、第2回塩野賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Vakira さん
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アキ さん
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aiken さん
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zoe さん
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人物・団体紹介
櫻井武
筑波大学医学医療系教授、国際統合睡眠医科学研究機構副機構長。医学博士。研究テーマは「神経ペプチドの生理的役割」、とくに「覚醒や情動に関わる機能の解明」「新規生理活性ペプチドの検索」「睡眠・覚醒制御システムの機能的・構造的解明」。筑波大学大学院在学中に、血管収縮因子エンドセリンの受容体を単離。テキサス
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