Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• K

  読了日：2018/03/19

  「好きだ。」とだけ書かれた紙片を見つけてしまった主人公の女の子。誰に宛てた物かも分からないまま、次第に交換日記という形で言葉を投げ合い段々と相手に惹かれていく。"例えそれが嘘だとしても"相手を傷つけまいと吐いた優しい嘘なら許してもらえると思います。(怒られるかもしれないけどね？)自分の考えを結論部分だけでなく思考過程までそのまま口に出して伝えるのは躊躇われるかもしれないけれど、とても価値ある行いですね。

• ゆきち

  読了日：2020/03/12

  【親友の娘ちゃんから借りた一冊】これはいかんっ！高校生に戻って恋がしたくなるわ！借りた娘ちゃんに『キュンキュンしてね』って言われたけど、わたしにはキュンキュンどころじゃなくて心臓がどうにかなるかと思ったわ！教室移動でいつも座っている知らない誰かの机にくしゃっとなったレポート用紙が。丁寧に「好きだ」って書いて置いておくなんて！そして手紙のやり取りが靴箱とか、男の子との交換日記とか、全てが純愛の王道でクラクラしちゃいました。ツールがかなり進化しているけど、中学時代に読んでいた本を思い出して懐かしかったな。

• 菅原孝標女@ナイスありがとうございます

  読了日：2019/08/09

  ケータイ小説はもう読まないかなぁなんて思っていたけど、ライト文芸のジャンルにあったので、つい。笑 前々から気になっていたタイトルで、思った通りじれったいピュア恋愛もの。もう、ムズムズして止まらなかった！若いっていいなぁ青春っていいなぁ

• dr2006

  読了日：2019/07/02

  嘘を誤魔化す為にまた一つ嘘をつく。嘘はどんどん重なって、いつかは必ず潰れてしまう。自分が傷つきたくなくて恋愛に臆病になることは良くあるが、他人を傷つけたくなくて自分の恋愛に嘘をつくことは少ない。（別のクラスの人も座る）移動教室の机の中に「好きだ」と記された手紙が置かれていた。それは瀬戸山が希美の親友江里乃へ告白したものだったが、主人公の希美が受け取り、代わりに返事を書いてしまう。成りすまし交換日記という歯がゆい展開が恋愛の歯がゆさとシンクロする。希美のつく嘘はどこまでも優しかったが、その嘘の代償とは・・。

• aquamarine

  読了日：2023/07/15

  もう学生時代は遠いものになってしまったので、こういうものは一生読まないかと思っていたけど…。映画の宣伝では年代問わずと言われていたが、やっぱり読み手が同じ年頃だったほうが、絶対キュンキュンするだろう。というかそのころ私がこれ読んでたら絶対撃ち抜かれてたわ。嘘は絶対いいことないんだけど、成り行きでこうなってしまったら確かに言い出せないだろうし、葛藤もわかる。決断するまで心臓を高鳴らせて応援してしまった。ラストの展開は思いがけなく、その後明かされる相手側の事情や経緯には、！♡！私にもこういう時代があったなあ。

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