きみとの明日を消したい理由

櫻いいよ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041150665
ISBN 10 : 4041150663
フォーマット
出版社
発行年月
2024年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;19

内容詳細

「これからずっと、死ぬために生きるつもりなの?」

高校二年の祈里は、体調が優れず病院に行くと、あと数年しか生きられない病気だと分かる。
これまでの友人関係も、将来のために頑張っていた勉強も無駄になると絶望し、心の拠り所だったより江さんの家に向かう。
すると、なぜか同じクラスの春日井くんがいて、より江さんは祖母であること、さらに亡くなったことを知らされる。
遺品整理を手伝ううちに、どんどん彼に惹かれていくが、このまま好きでいていいのか、悩みは募るばかりで――。

『交換ウソ日記』、「世界は「」で」シリーズの著者が描く、号泣必至の青春恋愛小説。


【著者紹介】
櫻いいよ : 2012年に『君が落とした青空』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • よっち さん

    体調が優れず伯父が働くクリニックに行った結果、あと数年しか生きられない病気だと知った高校2年生の祈里。心の拠り所だったより江さんの家で同級生の春日井に出会う青春小説。余命宣告された祈里が直面する、これまでの友人関係や頑張っていた勉強も全てが無駄になる絶望。亡くなっていたより江さんは去年同じクラスだった春日井の祖母で、彼女の遺品整理を手伝ううちに彼に心惹かれてゆく祈里。諦めとこのままでいいのかと心揺れる彼女の葛藤があって、些細な変化も見逃さない春日井に支えられながら、精一杯生きる彼女の覚悟が眩しかったです。

  • 色素薄い系 さん

    祈里の家族に対する「微妙に求めている事とズレている」という点はもう少しぶつけても良かったんではないかなと思う。だから最後までモヤモヤは晴れないままだったし…後悔のない生き方って突き詰めたら何も面白い事のない生であると思うので後悔出来る方が精一杯生きるという意味では正しい事なんじゃないかなと思いました。春日井くんの「その特別が自分も欲しかった」というセリフに微デレを感じられたのでとても良き。

  • ruka H さん

    春日井くんがいてくれて良かった。 より江さんは私の嫌いな叔母によく似ている。 私の嫌いな人を好きな人はいる。そう思うと、優しくなれるのかも、と思いました。 その時その時で、あるいは一緒にいる人によって、色んな自分があって良いんだなって思いました。それを受け入れたり、認めたり、葛藤が、私自身と重なって、後半は涙して読みました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

櫻いいよに関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品