アウトサイドで生きている

櫛野展正

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784907053185
ISBN 10 : 4907053185
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
301p;19

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読書メーターレビュー

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  • 阿部義彦 さん

    行きつけの本屋の美術書関係の棚で発見。自称アウトサイダー・キュレーターの櫛野展正さんの著作。都築響一さんが好きな人ならきっと気に入ってもらえると思います。合計18人の作品と切り離せない作者の来歴が語られる。自分で取った昆虫で武者人形を作った稲村米治さん、87歳でmacを使いこなしセルフポートレートを撮る西本貴美子さん、忍者ぶきみ丸こと隠密ツーリストの熊澤直子さん、武装ラブライバーのトゥッティさん、ホームレスが勝手に草刈機を使って河川敷を刈り込んでミッキーマウス等を描いたり、頭ぶん殴られたい人は読んでみ!

  • くさてる さん

    いわゆるアウトサイダー・アートのキュレーターが選出した18人のアーティスト(と呼ぶのが正しいかどうか私には分からないけれど)のインタビュー。アートってなんだろうなと思う。すごいけれどそばに置きたいか、面白いけれどこの人が自分の家族ならどうか、笑っちゃうけどこの家が自分の隣にたっていたらどうか。美術館で眺めるものと違って、そういう生々しさを突きつけてくるような作品が多かった。アートってなんだろうな、繰り返しそう思いながら読みました。

  • 冬佳彰 さん

    アウトサイダー・アーティストのキュレーターをされている著者による、アーティストたちを紹介した本。登場する「普通」の人々の姿、出自、経歴などが、滅法面白い。このような本を読むと思うのは、「境界って、一体、何なんだ?」ってことだ。正常と異常、プロとアマ、自然と不自然、経済と自由などなど。本書に出てくるアーティストたちが「世間」という奴から受け入れられ、「正常な範囲」と容認され、カネが流れるようになるのは、ほんの少しの偶然に依存するような気もする。システムがある限り、境界は発生し、同時に「異常」も生み出される。

  • mittsko さん

    著者は「クシノテラス」の櫛野展正さん、Xでもフォローさせていただいてます…_(._.)_ 個人的に、アウトサイダー・アートにきわめて強く惹かれてしまうので、氏のお仕事ぶりにはいつも注目させていただいてます。本書も、ひたすら興味ぶかいばかり。アウトサイダー・キュレーションとは何か、注意深く読ませていただきました ※ 櫛野さん自身で撮られた?写真もたっぷり。これが当然、非常に面白い。写真と文章、写真と文章、とグルグル交わっているさまが気持ちよいです なお、美術評論家の花房太一さんの論考も一遍入ってます

  • gtn さん

    大竹徹祐氏の作品が印象的。自閉症スペクトラムの障害を抱えているが、ガムの包み紙の裏に、記憶を頼りにテレビ番組の一場面を描く。画風もいい。天才である。

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人物・団体紹介

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櫛野展正

日本唯一のアウトサイダー・キュレーター。1976年生まれ。2000年より知的障害者福祉施設職員として働きながら、広島県福山市鞆の浦にある「鞆の浦ミュージアム」でキュレーターを担当。2016年4月よりアウトサイダー・アート専門ギャラリー「クシノテラス」オープンのため独立。社会の周縁で表現を行う人たちに

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