アンハッピー・ウエディング 結婚の神様 PHP文芸文庫

櫛木理宇

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569768106
ISBN 10 : 4569768105
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
317p;15

内容詳細

幼馴染の史郎を一方的に恋慕い、結婚を夢見る咲希は、ひょんなことから結婚式の代理出席者である「サクラ」のバイトをすることに。サクラを頼むだけあって、出席する結婚式はどこか不穏なものばかり。そんな中、花嫁の幽霊が出るという“いわくつき”の老舗ブライダル会館で問題が頻発することに気づいた咲希は、史郎とともに謎に巻き込まれていく。恋とオカルトが錯綜する、エンターテインメント小説。

【著者紹介】
櫛木理宇 : 1972年、新潟県生まれ。2012年、『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まさきち さん

    ひょんなことから結婚式のサクラのバイトを始めた咲希。同僚と共に憧れの老舗結婚式場を中心に数々の式に参列し、多くのトラブルに遭遇するが、そのハチャメチャ振りがハンパない。更にそこに自身の進まぬ恋愛話に式場の怪談話、嵐を呼ぶ謎の式場スタッフの存在や同僚の裏の顔ととにかくてんこ盛り。でも最後は比較的に全てを回収してオーソドックスにまとまった感じ。一番印象に残ったのはサクラを呼ばざるを得なくなった自業自得な新郎新婦の惨めさでした。

  • Zann さん

    ★★★★☆幼馴染でずっと憧れているシロちゃんとの結婚式資金を貯めるため、披露宴でのサクラを務めるバイトを始める咲希の連作短編集。いろんな事情の結婚を垣間見た気になれる一冊だった。装丁のイメージ通り櫛木作品にしては毒少なめだったが、一つ一つの話も全て通した話も存分に楽しめた。読み手の私自身の若かりし頃に結婚願望とか式への憧れとかがなかったのだが、真逆と言える主人公咲希を微笑ましく可愛らしく感じていた。娘を見ている気分だったのかも知れないね(笑)あまり考えずに読めるので疲れてる時なんかにお勧め。(26)

  • よっち さん

    幼馴染の史郎を一方的に恋慕い、彼との結婚を夢見る会社員の咲希。そんな彼女が妹の紹介で結婚資金を稼ぐために副業で結婚式の「サクラ」のバイトとして働く物語。同じサクラの百合香とともに臨む憧れの結婚式場で次々と起こる略奪婚、歳の差婚、毒親といったワケアリ結婚式の数々。長年の片想いでずっと近くにいるのに、なかなか見えてこない史郎ことシロの本音。これでもかとばかりに結婚の現実が突きつけられて、頻発するトラブルからひとつの構図が見えてきて、それでも結婚に憧れる咲希の真っ直ぐな想いとその結末は心に響くものがありました。

  • Junichi Yamaguchi さん

    『永久就職』… 個人的には、らしくない櫛木さん。 少し偏りはあるが多種多様な挙式を楽しめた。 読後、心に残ったのはサプライズ、特にフラッシュモブには気をつけよう。。

  • 凛 さん

    長年拗らせている片思いの相手であり、幼馴染でもあるシロちゃんとの結婚資金を稼ぐために結婚式のサクラのバイトを始めた咲希。サクラが必要なだけに、どの結婚式もそれなりにワケありで、新郎新婦や御両家の形も様々だし、もちろんトラブルもたくさん。式場に幽霊が出るとの噂も絡めて描かれる人間模様は、この作者さんにしてはわりと軽めかな。もう少し重い方が好みではあるけれど、「結婚式」が舞台だからこれくらいでちょうどいいのかも。咲希の拗らせ具合もなかなかではあったけれど、幸せな未来が見えそうなラストだったので良かったな。

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櫛木理宇

1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、『赤と白』で第25回小説すばる新人賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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