恐怖箱 死縁怪談 竹書房文庫

橘百花

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801910362
ISBN 10 : 480191036X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;15

内容詳細

ある土地に建つ郵便局で起きた死の連鎖とその因縁を追いかけた連作「郵便局」、誰もが知る有名企業に掛けられた呪いと一族に纏わる奇怪な話「凶の家」、血の呪縛が空恐ろしい悲劇を招く「伯父の業」ほか、渾身の取材により集められた実話怪談25話。著者が「今回集めてきた話は最怖だと思います」と語るだけある禍々しさだ。前書きはない。後書きもない。一切の無駄を省き、純粋なる恐怖だけをギチギチに詰め込んでお届けする。胃に穴があきそうなこの重さ、ぜひ体感していただきたい。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 澤水月 さん

    恐怖をギチギチに詰め…←裏表紙惹句、こんな真逆なこと書いたら公取委案件、食品なら人死に出ます。一言書くたびに昔のガラケー小説のような改行! スカスカなのに回りくどい、ある意味凄い。 「。」後に空白、続けてまたひと言みたいな誤植散見されるのはまさか改行し損ね? 何とか220p到達目指そうと? 8・5割くらいが一字下げ改行…中身も気のせいとか病では?みたいな話多く頼みの大ネタも…。「紅いビー玉」などネタはいいものもあるので無理に伸ばさずアンソロ参加のほうが合うのでは…ここ20年を思い出しても記憶には残りますが

  • 柊よつか さん

    (ああ、なるほど。うん、なるほど…という気持ちを一旦置いて) 「赤いビー玉」が一番印象に残った。あの日に絡んだ、とてもデリケートな話。話者も遺族もやり切れない、扱いのとても難しい話。「郵便局」の連作は、劇的な何かが起こるわけではないが、常に不気味な圧迫感があり良かったと思う。が…やはり一文ずつの改行は疑問。テンポや間をつくる試みかとも考えたが、読んでみてそうは感じられず。改行で稼がなければいけないようなトラブルがあったと思う方が自然。先ほど挙げた話以外は、ずっと「ん?んー…」という感覚がつきまとった。

  • qoop さん

    怪談実話において隠す部分と明かす部分を設定する難しさを感じた。後半の長編は情報提示が思わせぶりで(まさかあの会社のこと⁉︎)とモヤモヤさせるのが良い。逆に〈赤いビー玉〉は隠す/明かす部分が真逆だったらどうだろう…と思った。地域名をギリギリ明示し、事件を暗示するに留めれば印象はだいぶ変わったろうな、と。本書は著者にとって初の単著なのかな。文章力は今後の課題。例えば〈立ち入るな〉で「数週間経った頃」と書いた直後に「随分経っているはず」とするのは頂けない。この辺に配慮するだけで読み心地も変わるだろう。

  • 海星梨 さん

    KU。それぞれのエピソードはそこそこ怖いんだけど、書き方というか構成の仕方が雑すぎ。尻切れとんぼの話が多い。別にそれでもいいんだけど「恐怖感情を引き立てる」書き方がとりあえずできてないのが残念。

  • 王天上 さん

    個人的な偏見になるが、女性怪談作家の作品って、気のせいじゃない?ってレベルの話を思い入れたっぷりに語るパターンが多すぎませんか。男と女では感性が違うのは分かるが、恐怖や不思議を感じたためしがない。出版点数も膨大なことだし、人間が一番怖い系に続いて女性作家物も見限ろうと思った。

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