橘玲

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本

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

橘玲

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784344018853
ISBN 10 : 4344018850
フォーマット
：
本
出版社
：
幻冬舎
発行年月
：
2010年09月
発売国
：
日本
追加情報
:
１９ｃｍ,２６３ｐ

内容詳細

ワーキングプア、無縁社会、孤独死、引きこもり、自殺者年間３万人超など、気が付けば世界はとてつもなく残酷。自己啓発の裏切りや、世界が残酷な理由を説き、そんな世界を生き延びるための成功哲学を紹介する。

【著者紹介】
橘玲 : １９５９年生まれ。作家。２００２年、金融小説『マネーロンダリング』（幻冬舎）でデビュー。「新たな資本論の誕生！」と賞された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』（幻冬舎）が、累計３０万部のベストセラーになる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • ehirano1 さん

    読了日：2023/08/08

    全ては遺伝でほぼほぼ既に決定されている、という前提であれば、弱点はほどほどにして（むしろ無視しても構わない）、強みを磨かないと生き残れない、という主張は合理的かと思います。一方で、前提が覆ればもしくは当てはまらない場合は、必ずしもそうではないということではないでしょうか。なので、現状況がその前提に合致しているかどうか確認することも必要ではないかと余計なお世話を焼いてしまいました。

  • パフちゃん＠かのん変更 さん

    読了日：2016/06/27

    最初の勝間・香山論争に対する考察がわかりやすかった。勝間さんが真っ直ぐ意見しているのを香山さんがイチャモンつけているように思えていたが、勝間さんの「がんばればできる」という考え方そのものに無理があることも分かった。でもね。身体的特質だけでなく、才能や性格も遺伝でほとんど決まっていて、子育てのうまい下手は甘い関係がないとか、事実だとしても身もふたもない内容。好きなことを仕事にできれば幸せだが、好きでもそれで食べていける人は多くない。野球が好きでもイチローになれるわけではない。続きは再読で・・・

  • キク さん

    読了日：2023/03/22

    世界は確かに残酷だと思う(ミカサも言ってたし)。でも、その残酷な世界を生き延びる方法がたったひとつであるはずがない。読者を煽るために、タイトルを盛りすぎだよな。､､､とか言いつつ、基本的には橘玲の本は好きで、結構読んでいる。「『やってもできない』ひとのための成功哲学とはなんなのか？」を考察していく。「知能の70％は遺伝で決ま」り、「ぼくたちは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない(遺伝子を後世に伝えるようにデザインされている)」なら、どうするのか？結構面白いです。

  • Tsuyoshi さん

    読了日：2018/02/05

    様々な事例や文献を用いて、遺伝に左右された能力や適正の有限性、閉鎖的なムラ社会の弊害とライトだが公平な貨幣社会の有用性を解説し、生き延びるために自分が好きな事(適した分野)でショートヘッドを目指せという結論で締められてあった。唯一の方法かと言われれば疑問符がつくものの、共感できる部分は多く、行き詰まったときなどは読み返したくなるような話だった。

  • もりやまたけよし さん

    読了日：2017/11/29

    橘流の処世術は、世の中を冷静に分析して、自分というか個の特性をも検討する。何事もモノは考えようで、困難にぶつかったり、方向性を探したり、生きる希望を見失いそうな時に、いい薬になる本だと思う。何度か読み返した方がいい本でもあるようです。

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橘玲

１９５９年生まれ。２００２年、小説『マネーロンダリング』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

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