ひとつにならない 発達障害者がセックスについて語ること

横道誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781621524
ISBN 10 : 478162152X
フォーマット
発行年月
2022年12月
日本
追加情報
:
232p;19

内容詳細

脳も、セックスもいろいろだ。だから、ひとつになんかならないし、なれないのだ。イースト・プレスASD・ADHDの当事者が聞き書く、赤裸々な発達障害本。

目次 : 序章 横道誠のヰタ・セクスアリス/ 第1章 パンセクシャルの白髪葱さん/ 第2章 元プレイボーイの青さん/ 第3章 ノンバイナリーのしぇるどんさん/ 第4章 愛の当事者研究に励む鷹村了一さん/ 第5章 元セックス依存症者の唯さん/ 第6章 リスセクシャルのぷるもさん/ 第7章 シロウト童貞の数独さん/ 第8章 メンヘラな姫野桂さん

【著者紹介】
横道誠 : 1979年、大阪市出身。京都府立大学准教授。文学博士(京都大学)。専門は文学・当事者研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金城 雅大(きんじょう まさひろ) さん

    「発達障害者の生きる世界を世に発信したい」という熱量はすごく伝わってきた。ただ、「性愛」というデリケートなテーマを扱っている都合上、誤解されうる危険性は少なからず孕んでいると思われる。文字で読むよりも、本人を前にして直接話を聞く方が良いかもしれない。 先日の二村ヒトシさんとの対談イベントに参加できなかったのが、重ね重ね悔やまれる。

  • つーちゃん さん

    発達障害を持つ著者が、同じく発達障害を持つ人たちに性に関するインタビューをした本。陽キャ、陰キャ、モテ、非モテなど、タイプやエピソードは様々。突発的行動や依存傾向は、著者目線で「これが発達障害あるあるなんです」と説明してくれる。ぶっ飛び人生ばかりでちょっと笑えるものの、身も心も「ひとつにならない」感覚は生きづらいんだろうな。まぁ定型発達者も全然すれ違うこと多いし、一方がひとつになっていると思っているのに対して、もう一方がそう思っていないことなんてザラにあるけどね。

  • まおまお さん

    インタビュー形式。発達障害者の突飛な行動が特性と照らし合わせながら書かれてる。通常、性についてのリアルを大っぴらにすることはタブーなので本書で詳らかにされることで、なるほどなぁと答え合わせをしながら面白く読んだ。小説などで奇天烈な登場人物が様々な形でたびたびでてくるが彼らにそっくりなので、発達障害者は生き様の特異性により読み物として昇華されたりするなど、アウトプットする価値があるよな!とつくづく思った。

  • 二浪人ファーストアウト さん

    取材を受けた当事者の話の途中で、著者自身の実体験や感想がかなりの頻度で入ってくる。なので、"あくまで著者の中に入りこんでその内側から"、当事者の話を聞くような感覚だった。語られているエピソードの衝撃さも含めて、他では得ることのできない読書体験だったのは間違いない。

  • す さん

    この本は著者と同じ属性に向けて書かれたもので、定型発達向けの本ではないと感じた。 シスヘテロ異性愛(モノガミー)が、著者をはじめとした人の定型発達によって作られている社会での正常なんだな、っていうのが伝わってきた。ただ恋愛が至上のものとして語られている社会を発達障害を通して語るのではなくて、発達障害者による恋愛そのものを語っているから、どうしてもっと根本的、構造的に問題である恋愛至上主義的社会を論じないのかな、と腑に落ちなかった。

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横道誠

京都府立大学文学部准教授。1979年生まれ。大阪市出身。文学博士(京都大学)。専門は文学・当事者研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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