車井戸は何故軋る 横溝正史傑作短編集

横溝正史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488029210
ISBN 10 : 4488029213
フォーマット
出版社
発行年月
2025年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

ミステリ界の巨匠・横溝正史。デビュー短編「恐ろしき四月馬鹿(エイプリル・フール)」から著者没後発見された「空?処女(うつせみおとめ)」まで、ノンシリーズ、〈由利麟太郎〉シリーズ、〈金田一耕助〉シリーズなどから厳選した名作17編を、初出誌と初刊単行本を底本にして発表順に収める。本格推理、耽美趣味、時代小説など様々なジャンルにわたって傑作を残した巨匠の、多彩な才能の軌跡を堪能できる、珠玉の短編集!

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読書メーターレビュー

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  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥 さん

    (2025-99)【図書館本-75】高校生の頃熱心に読んだ横溝正史だが、短編集を読むことはあまりなかった。「恐ろしき四月馬鹿」は彼のデビュー作。学生らしい遊び心のあるトリック。「画室の犯罪」は短編なのに見事などんでん返し。タイトル作「車井戸は何故軋る」は後の作品である「犬神家の一族」にもそのモチーフが使われている。「蜃気楼島の情熱」「鞄の中の女」など金田一耕助シリーズの短編もある。100年以上も前に書かれた作品もあるので、文体や設定などは古さを感じるが、やはり横溝正史ミステリは面白い。★★★★

  • だるま さん

    著者は乱歩と良く比較されがちだが、乱歩の短編には傑作が結構あるのに対して、横溝正史の短編にはこれと言った代表作が無く、長編ばかりが取り出されていた。その著者の傑作短編集を編んだのが本作。金田一物の短編集は割とあるが、全短編の中での傑作集は初めて読んだ。デビュー作の『恐ろしき四月馬鹿』から、著者没後に発表された『空蝉処女』までの全17編。ほぼ未読だった事もあってなかなか面白かった。『犬神家の一族』の縮小版の様な表題作が良かったし、金田一が出る作品は安心して読めた。私の短編ベストの『百日紅の下にて』は未収録。

  • うさ さん

    表題作は昔読んだことがあるんやけど忘れてるし他の短編も読んでみたくて借りたんやけど、古典にどうこう言うことはないわな〜(笑) 17も話が入ってるから短編集と言っても読み終わったら、かなりお腹いっぱいや〜お好きな人はどうぞって感じやな(笑)

  • eipero25 さん

    たまに無性に横溝や清張を読みたくなる。こちらは最近発行された短編集で図書館で発見した!ぎっちり文字がつまり分厚くて読み応えあります。逆に2週間の貸出期間を逼迫してしまう笑。よくぞ出してくれた。出版社は儲からないかもしれないが。

  • こっぷ さん

    短編でもぐっと読ませる作品が多く、読後の満足感が大きかった。数か月かけてちょっとずつ読むのが楽しみになっていた(ハードカバーなので、持ち運びできないのがちょっと不便)。 一番良かったのは「犬神家」の原型ともいわれる表題作。戦後の田舎を舞台にしたおどろおどろしい舞台設定は横溝作品らしく、ホラーとミステリーを融合させたようなハラハラする筋書き、意外な真犯人と、じっくり楽しめた。また、「刺青された男」や「あ・てる・てえる・ふぃるむ」「山名耕作の不思議な生活」のような奇妙系ストーリーもよかった。

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人物・団体紹介

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横溝正史

1902(明治35)〜1981(昭和56)年。本名・正史(まさし)。神戸市生まれ。大阪薬学専門学校卒。1921(大正10)年、「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。26年に江戸川乱歩の勧めで上京し博文館に入社。32年から作家専業となる。疎開先の岡山県で終戦を迎え、48年には『本陣殺人事件』で第一回探偵作家

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