横溝正史自選集 2 獄門島

横溝正史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784882933137
ISBN 10 : 4882933136
フォーマット
出版社
発行年月
2007年02月
日本
追加情報
:
20cm,317p

内容詳細

「俺が帰ってやらないと、3人の妹たちが殺される…」。空前絶後の連続殺人を描いた横溝文学の頂点。著者が認めた公式「獄門島要図」、回想録群、初公開「著者の家族が明かす数々の新事実」を収録。

【著者紹介】
横溝正史 : 1902年、神戸市生まれ。大阪薬専卒。21年、「新青年」に「恐ろしき四月馬鹿」を発表。26年、博文館に入社して「新青年」の名編集長として腕をふるい、江戸川乱歩らとともに日本探偵小説黎明期の中心人物として活躍した。32年、作家専業となった直後、喀血して闘病生活を余儀なくされるが、「鬼火」「真珠郎」などを発表、再起をはたす。戦後はいちはやく本格物に力を入れ、48年、金田一耕助の初登場する「本陣殺人事件」で探偵作家クラブ賞長編賞を受賞した。40年代から50年代にかけて「獄門島」「八つ墓村」「悪魔の手毬唄」など、金田一シリーズを次々と発表、のちに横溝正史ブームを起す。81年、79歳で他界するが、60年間の作家生活の最後まで、新作の構想を練っていた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • うーちゃん さん

    言わずと知れた大傑作。金田一の眼前に異様な陽光を纏って島が現れるオープニングから、一気に世界観に引き込まれる。そしてあの美しいまでの・・。ほとばしります(横溝愛が)。石坂金田一の映画版においては、よりメロドラマ的な改変が多くなされているが、私はそっちも大好き。寺の鐘をつくラストの大原麗子の美しい泣き顔とか、ちょっと忘れ難いものがある。この自選集の巻末には横溝による当時のあとがきや覚え書きが載っているのだが、構想中だった「獄門島」の犯人を決めた奥様の一言とか、クリスティー批評とか、とても面白かった。

  • 深青 さん

    謎解きの部分を読みつつ思わずページを戻りました。そう言う事か...!!!と手を打ちました。面白かったなぁ…本陣をもう一度読みたくなりました。

  • まさのり さん

    横溝作品、初めて原作を読みました。昔の作品なので読みにくいのでは、と勝手な想像をしていましたが、全くそんなことはなく。前半が怒涛の情報量で頭を整理するのが大変でしたが、後半は一気に読了。映像化作品も観てみたいです。

  • ♪りんまま♪ さん

    戦後間もない、瀬戸内海に浮かぶ獄門島でのお話。第二十五章のタイトル通り「封建的な、あまりにも封建的な」事件でした。

  • 図書館ポイズン さん

    テレビドラマも見て、数十年振りに読んでみました。内容はわかっているのですが今でも楽しめました。

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人物・団体紹介

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横溝正史

1902年、神戸市生まれ。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に『本陣殺人事件』『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブ

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