編み物ざむらい 2 一つ目小僧騒動 角川文庫

横山起也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041137642
ISBN 10 : 4041137640
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
追加情報
:
336p;15

内容詳細

刀の代わりに糸と編み針!?  世の不正を「仕組み」で編み直す!
浪人の感九郎と手妻師のジュノは、「仕組み」の仲間である戯作者のコキリの行方を捜していた。手がかりを元に五日市の宿に向かうと、「一つ目小僧に攫われた」との情報が。直後、周囲で不穏な出来事が‥‥。

【著者紹介】
横山起也 : 編み物作家、文筆家。NPO法人LIFE KNIT代表、チューリップ株式会社顧問、株式会社日本ヴォーグ社「編み物チャンネル」顧問/ナビゲーターなどを務める。『編み物ざむらい』(角川文庫)で第12回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Roko さん

    感九郎さんは、浪人の身になっとはいえ、編み物の仕事はコンスタントにあるし、友だちにも恵まれたし、許嫁の真魚(まお)さんは、感九郎さんが浪々の身であっても嫁にしてくれと言ってくれるし、なかなか幸せな日々を送っていたのです。ところが、仕事仲間のコキリさんが一つ目小僧に攫われたという大事件が発生し、ジュノさんとともにコキリさんを探しに行くことに。そこに真魚さんもついてくることになってしまって、さぁ大変!前作で、人魚の肉を食べさせられて、不老不死にされてしまったと嘆いていたコキリさん、彼女の運命やいかに!

  • Mc6ρ助 さん

    あぁ〜、あまつさえ、期待の秘剣「蚊遣り」の登場場面がないうえに、小太刀を投げ捨てるだなんて、チャンバラ小説読みの爺さまは憤懣やるかたない。タイトルが秘剣ザムライではないので諦めるしかないのか、次巻に期待をつなぐべきなのか??とはいえ編み物ざむらいの看板には偽りはないので、これは個人の不満であるに過ぎない(ただこれを時代小説に分類するのは無理があるのかもしれないとは思う)。

  • onasu さん

    浪々の身も編み物という特技で食いつないでいる黒瀬感九郎。初巻では剣技もない割に、悪をこらしめる裏稼業「仕組み」に引き入れられたが、2巻目では、その仲間・戯作者のコキリが疾走というところから。  向かった先は早々に知れたが、そこはコキリには馴染の場所で旧知の者もいるが、不穏な空気も。不老不死というコキリの生い立ちが明らかになるが、そこには感九郎のもう一つの特技が活かされる。ただ感九郎は、それと同時に己の過去とも向き合うことに。  編み物ありきの作柄ながら、意外にキャストは豊富で、運びも上手い作品でした。

  • Naoko Takemoto さん

    一巻目が貸し出し中だったので二巻目から読んでみる。これはなんでしょうか、江戸SFですか?私は編み物が好きなのですが、別段編み物をパロディつてる訳ではないのですが…刺さりませんでした。

  • 冬野 さん

    シリーズ二作目。「仕組み」で世を直す一座の一員、コキリの失踪から始まる伝奇活劇。前作よりファンタジー色強め。一般的な小説のセオリーからかなり逸脱したストーリーテリングだが、やはり定石を外れた書き方の物語からしか得られない何かがあると思う。明かされたコキリの生い立ちが思ったより重くて闇が深かった。感九郎も自身の過去にけりをつけて一皮向けたかな。源太の名前が出てこなくて寂しく思っていたら、終盤意外なところで出てきて嬉しかった。この終わり方だとまだまだ続くのかな?個人的には御前の素性が気になります。星:4/5

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人物・団体紹介

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横山起也

小説家・編み物作家。NPO法人LIFE KNIT代表、チューリップ株式会社、株式会社日本ヴォーグ社YouTubeチャンネル「編み物チャンネル」の顧問/ナビゲーターなどを務める。2023年、『編み物ざむらい』(角川文庫)で第12回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊

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