64

横山秀夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163818405
ISBN 10 : 4163818405
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
647p;20

内容詳細

警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある


あらすじ
『警察発表』に真実はあるのか
<昭和64年>に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件をめぐり、刑事部と警務部が全面戦争に突入。狭間に落ちた広報官・三上義信は己の真を問われる。怒濤の展開、驚愕の傑作ミステリー!


翔子ちゃん誘拐殺人事件―――
D県警の管内で初めて起きた本格的な誘拐事件。昭和64年1月5日にお年玉をもらってくると言い残して昼過ぎに自宅を出た雨宮翔子は、近くの親類宅に向かう途中、忽然と姿を消した。身代金2千万円を奪われ、雨宮翔子は無残な死体で発見された。犯人不詳。


ユーザーレビュー

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非常に作り込まれた世界観です。読書初心者...

投稿日:2021/04/11 (日)

非常に作り込まれた世界観です。読書初心者から上級者まで幅広く楽しめる作品になっていると思います。是非読んで欲しい。

まんまる さん | 福岡県 | 不明

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82歳の母が夢中で読んでいます。面白そうで...

投稿日:2013/01/29 (火)

82歳の母が夢中で読んでいます。面白そうです。

夢追い人 さん | 福岡県 | 不明

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喪失から再生へ―広報官三上は走る―窓を拓...

投稿日:2013/01/03 (木)

喪失から再生へ―広報官三上は走る―窓を拓(ひら)く為に― 十四年前の幻か?否、これは呼吸(イキ)ている現実(イマ)なのだ。 ロクヨンは人の心の強さを痛々しい程に魅せつける―命の価値(ねだん)は金か?いや、たぶん違うのだろう…

バーナード さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • サム・ミイラ さん

    私、大の横山秀夫ファンを自任しているが感想としては今ひとつだった。今までの作品の焼き直し感は否めず、特に被害者の父親が独自の方法で真犯人をあぶり出す経緯にはいささか無理があると思う。年齢で声は大きく変わるしそれだけで犯人が突き止められれば苦労はない。心情的には分かるがこの作家らしくなく感じ正直がっかりした。さすがにそれなりには読ませるが長編ならば地味でも一点を集約し構築する「震度0」のほうが私は好き。

  • 遥かなる想い さん

     2012年度このミス 断トツの一位。  警察内の刑事部と警務部の 対立を、「昭和64年」に 起こった翔子ちゃん誘拐殺人 事件「64」を題材に描く。 広報官三上義信の内面描写が 見事で、警察組織に蠢く対立を 的確に伝えてくれる。 それにしても、警察組織の 対立は凄まじく、だが最後 14年前の「64」の真相を 暴く場面は圧巻で、警察小説の 醍醐味を堪能できた。 事件を描くのではなく、 事件に関わった人達の 人生を見事に書き込んで いる。

  • どんちん さん

    まずは、タイトルの意味。そういうことなんだと、素直に感心。事件は別としてセンスのあるネーミングを考えたものだ。さすが横山作品、事件を中心とした警察内部の軋轢ではなく、事件をダシした警察内部の軋轢+マスコミを描いた読み応えのある内容であった。特に三上の広報官としての思いの遷移がわかり、定番作品のとは違う先の見えない展開は、本の"厚み"を忘れさせるほどであった。ただ、この三上の立場は設定とはいえ、ちょっと同情をwまた二渡のキャラってこんな感じだったっけ?うーん久しぶりだったので、ちょっと違和感あったな。

  • にいにい さん

    警察庁の意向が絡み、県警の内部組織間での確執と対外的な窓である広報室の苦悩が未解決事件である「64」捜査経緯の秘密とともに展開される。うまいなぁ〜。いいことをすりゃあ、返ってくるさ/たまたまが一生になるともある/秘密を余さず抱え込んだ者が生き残る/文中の会話も心に響く。隠蔽は、組織の存在を助けることはない。でも、一度隠されたものは、破壊力を増す。教訓的だ。父親の執念も凄い!警察は、一般市民の為にあってほしい。読み応えのある一冊だった。

  • takaC さん

    2012年10月25日に定価で買ったまま包装も開けずに2年以上放置してあり勿体なかった。さて、この話はどれくらいフィクションなんでしょうね。終盤に露顕する真相は完全に想定外で、ミスディレクション的役割も兼ねた三上広報官の家庭設定も巧いのは確かなのだけど、作り話ならちょっと残酷かな。

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