熱湯経営 「大組織病」に勝つ 文春新書

樋口武男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166605866
ISBN 10 : 4166605860
フォーマット
出版社
発行年月
2007年08月
日本
追加情報
:
18cm,197p

内容詳細

会社を熱くすれば人は幸せになる。倒産の危機に陥った子会社を蘇らせ、本社では奇跡のV字回復を果した、大和ハウス工業会長が公開する人間力の経営。ビジネスマンのための難局を切り抜けるヒントが満載。

【著者紹介】
樋口武男 : 1938年兵庫県生まれ。61年、関西学院大学法学部卒業。63年8月、大和ハウス工業株式会社入社。84年、取締役就任。89年、常務取締役。91年、専務取締役。93年、大和団地株式会社代表取締役社長。2001年4月、大和ハウス工業株式会社代表取締役社長。04年4月、代表取締役会長兼CEO。グループ会社社長から大和ハウスの社長就任後、数々の改革を打ち出す。03年3月期に2100億円の特別損失を一括処理、創業以来初の赤字決算の後はV字回復を遂げる。06年3月期には住宅業界トップの座についた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さきん さん

    水の如しをモットーに大和団地の再建を突き進む経営者の自伝。創業者の人生もすさまじい。23才にしてシベリアで1000人の部下を預かる状況が起きていたなんて。帰ってきてから、たったの50年余りで1兆円企業を築き上げる。営業は家を建てることが主業なので、地域密着型の地元工務店に対抗するために、同じく地域密着の営業を展開しないと上手くいかない。不動産も大きく関わるので、バブル崩壊時によく倒産しなかったなと思った。生活を犠牲にしてまでの仕事というか仕事が生活になっている。ある意味昭和の仕事観そのまま。

  • wiki さん

    昭和に生まれ、平成にかけて大いに辣腕を振るったモデル的な猛烈社員かつ経営者の自伝。新書で書くには相当なエッセンス部分だけを選んで書いており、いまやこの方の行った企業改革の手法や施策を原理的に辿れば即淘汰されようが、一方でその根底にある夢と情熱とひたむきさ、心身両面の逞しさなどの部分については、いくらでも学ぶところがある。特にオーナーの第二次大戦中の壮絶な経験に裏付けられた人間の逞しさ強靭さ、覇気といったものは、とてもではないが、安全と安心の中で育った自分のような世代には真似できないことで、全く舌を巻く。

  • Hiroki Nishizumi さん

    作者のネアカな性格が良い方向に転がったな、と感じた。オーナーの信頼を勝ち得たことが全てだと思う。そのために熱湯のような経営方針がいるんだな…

  • patosan さん

    本書を読んで、仕事に対する向き合い方が変わった。難しく考えず、シンプルに、前向きに、楽しく、進むことが大切であると思う。当たり前をきちんとしていきたい。

  • Naota_t さん

    ★3.7/時代錯誤感を差し引いても、良書だった。経営者とはかくあるべき、と考える。熱湯経営とは読んで字の如く、大企業病を払拭するような、ハングリー精神溢れる経営のことだ。読んでいてまるで三枝匡の『V字回復の経営』をそっくり思い出した。樋口氏が飛び込み営業をしていた時代の「あなたの幸せになることを提案しにしたんだ」、どんな経営課題も宇宙から見ればゴミ、といったマインドセットは見習うべきだろう。また、ゼロから始めた創業者オーナーこそ"大企業病"を自覚しやすいのだろう。それを後継することの難しさを実感した。

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樋口武男

1938年兵庫県生まれ。61年関西学院大学法学部卒業。63年大和ハウス工業入社。93年大和団地社長。2001年大和ハウス工業社長。04年より代表取締役会長兼CEO。主な公職に住宅生産団体連合会会長ほか。14年旭日大綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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