映画のキャッチコピー学 映画秘宝セレクション

樋口尚文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800314055
ISBN 10 : 4800314054
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
304p;19

内容詳細

日本映画が産業として成立し始めた1920年前後から現在にいたるまでの映画宣伝の惹句、キャッチフレーズをその手法や切り口でまとめ、その映画の本質や時代背景に迫る。手を変え品を変え、常に新鮮な衝撃を求め続ける、映画特有のキャッチコピーの世界。

目次 : 第1章 映画コピーの核(品質感と本格感/ ジャンルと需要/ 世界観/ 共感と牽引)/ 第2章 映画コピーのアプローチ(スケールと物量/ スタアの魅力/ 上映方式/ 箔づけ/ 煽動と煽情 ほか)

【著者紹介】
樋口尚文 : 1962年生まれ。映画評論家、映画監督。また、電通のクリエーティブ・ディレクターとして1987年から30年にわたって膨大なTVCMを企画。東京コピーライターズクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    昔風に言えば「惹句」。日本で公開された古今東西、映画の宣伝キャッチコピーを集めた本。最近はネットの普及などで見るキャッチコピーは減ったのではないかと思う。それは街角や映画館の減少によるところが多いと思う。街角には映画の立て看板に賑やかな色のポスターと惹句が描かれていたことを思い出す。映画館もいまのようなシネコンではなく小さな映画館ながら入り口にはしっかりとした看板もあった。惹句の面白さは映画の面白さ(映画としての出来は別として)と比例していたと感じる、惹句の面白さを楽しめた本。図書館本

  • 吟遊 さん

    キャッチコピー全般を学びたかったのだが、この本は、往年の名画がいかにユニークな、文字だけで煽るためのコピーを生み出してきたか、ノスタルジックに楽しむ本という感じでした。

  • * さん

    「戦争を始めたのは、男。最後まで戦ったのは、女。」(『極道の妻(おんな)たち 最後の戦い』)▼「観るのではない。そこにいるのだ。」(『アバター』)▼「4歳と14歳で、生きようと思った。」(『火垂るの墓』)

  • yyrn さん

    映画のコピー、いわゆる「惹句」を戦前から最近のモノまでその時々の世相とともにたくさん紹介してくれる本。昔なら「構想○年、総制作費○百億円、豪華スター競演」「不朽の名作をついに映画化」「○○の最高傑作」「全米が泣いた」などで、角川映画なら「読んでから見るか、見てから読むか」「金田一さん、事件ですヨ」とか、さらには「決して一人では見ないで下さい」「18才未満の方はご覧になれません」なんていう裏読みモノもあったが、ネット時代となり、映画内容の説明型から最近はアクセスさせるための誘因型に変わったという。なるほど。

  • おひさまリボン さん

    そういえば淀川長治さんの放つ言葉の世界とか好きだったな。この本には昔の映画のいろんなコピーが載ってるけど、中でも一番心に残ったのは1990年公開【十回笑って三回泣けるーーーそんな映画になりました。伊丹十三】「あげまん」。知らない人の方がもう多いのかなぁ。

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樋口尚文

1962年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。映画評論家、映画監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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