ボクの妻と結婚してください。 講談社文庫

樋口卓治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062930437
ISBN 10 : 4062930439
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
279p;15

内容詳細

余命6ヵ月の宣告を受けた、バラエティ放送作家の三村修治。ずっと仕事一筋、家庭は顧みなかったのに、今頭をよぎるのは妻と息子のこと。人を楽しませ、喜ばせ、笑顔にすることを考え続けた22年間の作家生活。その最後を飾る仕事相手は、家族だ。愛する妻に幸せな未来を残すため、修治は渾身の企画を考え抜き――そして決めた。妻の、最高の結婚相手を探す! 舞台化もされた感動の家族小説、文庫に登場!<解説:内村光良>

[著者紹介]
樋口/卓治
1964年、北海道生まれ。放送作家。『ボクの妻と結婚してください。』で書籍デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

【著者紹介】
樋口卓治 : 1964年、北海道生まれ。放送作家。2012年、『ボクの妻と結婚してください。』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ソルティ さん

    主人公三村修治の「お茶の間が笑顔になる番組を作る」という姿勢が貫かれ、仕事仲間も影響され、家族も見習うべく頑張る。妻の結婚相手として選んだ伊東もいい人で、悪い人出てこない話。そんな三村の言う言葉が素晴らしくて、息子に宛てた手紙も号泣。書くと出来すぎな感はするけど読むとそんなに立派感はなく、庶民的でとても良かった!笑えるし泣ける!「仕事の愚痴を言おうものなら、こっちも一言、言ってやろうと思っていたが、どんなに忙しくても文句一つ言わなかった。(中略)あんなに忙しいにもかかわらず、いつも楽しそうに笑っていた。」

  • 小説を最初に書いた人にありがとう さん

    テーマは余命少ない放送作家とその家族の話で重たいテーマのはずなのな軽妙な話で終始笑いがあった。余命少ないなかで自分の奥さんの結婚相手を探すという突拍子もない話なのにいい奥さんと息子に何度も泣かされてしまった。見つけ出した結婚相手がいい人なのにどうしても納得が行かない気持ちがつきまとった。。自分のことではないのに嫉妬かな。この気分、東野圭吾の秘密を彷彿とさせた。話がホントに面白かったのは本物の放送作家が書いているからだろう。

  • 紫 綺 さん

    単行本にて読了。ちょっとしたこと、何でもないことでも笑いに換える・・・とても大事なことだと思う。

  • ゆかり さん

    何を勘違いしていたのか、ノンフィクションだと思って購入。ノンフィクションゆえに、そりゃ感動的な話だろうと読み始め、少し読んだところで小説だと気付いたバカな私。ちゃんと文庫の裏に【家族小説】って書いてあるのに…。でも、ノンフィクションでなくても、感動した。病気のことを知らされて、夫が自分の代わりに婚活をしていたのを聞いた後、彩子がひとりの時に呟いた「普通でいいのにな…」って言葉に、涙。最後まで夫婦でいられたら、何も特別なことはなくていいんだよね。私も、夫と普通に笑ってずっと一緒にいたいと思う。

  • mincharos さん

    内容全く知らずに読んだけど、余命モノだったのかー。読みやすくサクサク読めて、余命モノなのに軽く読了。旦那が死ぬっていうのに、そんなすぐに再婚のこととか考えられないでしょーって思って読んでて、エピローグで安心した。彩子さんの愛情の深さに感動!「結婚」に関してもリアリティがあって、夫婦の二人の会話や距離感に共感。一人息子の陽一郎がパパとママのがんばりをちゃんと理解&尊敬していて、自分もがんばろう!と実行しているところがすごいなと思った。ほんと素敵な家族。息子と二人きりの散歩のシーンが泣けた。

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