ソドムの百二十冊 エロティシズムの図書館

樋口ヒロユキ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791769292
ISBN 10 : 4791769295
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
追加情報
:
305p;20

内容詳細

性とエロスの禁断の図書館へようこそ。

ソポクレス、サド、フロイト、バタイユ、アルトー、マンディアルグ、ドゥルーズ=ガタリ、コリン・ウィルソン、葛飾北斎、夏目漱石、森鴎外、澁澤龍彦、川端康成、筒井康隆、三島由紀夫、中上健次、寺山修司、野坂昭如、倉橋由美子、村上春樹、古屋兎丸、丸尾末広、『新約聖書』、『古事記』……当館では、これまででもっとも危険で、もっとも恍惚とした、書物たちとの出会いをご用意してみなさまのご来館をお待ちしております。

【著者紹介】
樋口ヒロユキ : 1967年福岡県生まれ。サブカルチャー/美術評論家。SUNABAギャラリー代表。神戸学院大学で非常勤。関西学院大学文学部美学科卒業後、PR会社勤務を経て2000年より評論活動開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 青蓮 さん

    性愛の世界は深くて広いーーバタイユから村上春樹まで、古今東西のエロティックな書物を120冊集めた書評集。とても楽しく読みました。私が読んだことがある作品も多数紹介されてましたが、こういう解釈もあるのか勉強になりました。「火垂るの墓」で知られる野坂昭如さんの名前がここに登場したのは少々驚き。彼の作品を是非読んでみたいです。姉妹編の「真夜中の博物館」も気になります。

  • HANA さん

    エロティシズムに関する書評集。バタイユやサド、キリスト教果ては我が国の野坂昭如、渋澤龍彦、村上春樹に至るまで幅広く紹介している。前半のバタイユやサドはいささか手垢にまみれた感じだが、政治との関わり合いキリスト教とエロティシズムはモルモン教やカタリ派に触れられてそちらが興味深い。一番面白く読めたのが日本の小説に関する部分で、野坂や渋澤を読み返したくなってきた。村上春樹の紹介されている一冊は、ほぼ内容覚えてないけど。これ読むとエロスに関する我が国の書籍って、80年代から進歩していないようにも感じられるなあ。

  • めめめ さん

    エロスな本の連続で知的好奇心が勃起する。野坂昭如読み返したくなりました。

  • ayako さん

    濃厚。

  • sigismund さん

    本屋で立ち読みし、最初にバタイユの『エロティシズム』から入ってるあたり、入門書かなにかかなと思い購読すると、学術の入門書ではなく書評でありました。軽妙な筆の運びでさらさらと読ませるが、論の運び方のやや強引な(エロスと宗教を論じるあたり)ところがある。著者の好きな作品を様々な説を援用しながら、自身がどう「感じた」かを吐露した本、といったところだろうか。あくまで「書評」なのだから、仕方がないと言われればそれまでだけど……。

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樋口ヒロユキ

1967年、福岡県生まれ。SUNABAギャラリー代表、文筆家。関西学院大学文学部美学科卒。PR会社勤務を経て2000年より執筆活動開始。2015年にSUNABAギャラリー開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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