物語を作る人のための世界観設定ノート

榎本秋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784756253651
ISBN 10 : 4756253652
フォーマット
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
115p;26

内容詳細

オリジナル作品を作るための要は、キャラクターを生き生きと動かし、ストーリーに奥行きを生む、物語の「世界観」。主人公が暮らす世界の風土、文化、歴史など「世界観」を考える作業は決める要素が多く、はじめて物語を書く人にとっては難易度の高いもの。本書は、この世界観をどのように構築するのかを解説するとともに、異世界ファンタジーや、近未来、学園都市などのジャンル別に、読者が実際に設定を書き込めるテンプレートを掲載。あなただけのオリジナルの世界観がみるみる立ち上がります!

目次 : 第1章 世界観創作解説(現実の世界を知ろう―世界はどんな要素で成り立っている?/ 歴史/ 文化 ほか)/ 第2章 世界観創作ノート(異世界ファンタジー/ 近未来/ 現代ファンタジー ほか)/ 第3章 創作ノート サンプル(異世界ファンタジー/ 近未来/ 現代ファンタジー ほか)

【著者紹介】
榎本秋 : 文芸評論家。各所で講師を務める一方、作家事務所を経営。本名(福原俊彦)名義で時代小説も執筆

鳥居彩音 : 書籍編集を得意とし、一方で執筆を行う。東放学園映画専門学校、専門学校日本マンガ芸術学院で講師を務める。入江棗名義で小説も執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • コニコ@共楽 さん

    もともとメイキングものが好きなので、物語がどういうふうに作られているかに興味津々。オリジナルの「世界観」を設定するには、どんなふうに作り込んでいくか、この本では、なるほどと思えるところも多々あり、参考になりました。ファンタジーものの名作『ゲド戦記』の世界観や、未来SFものの感動作『ギヴァー』の世界観が、その物語の中でリアルに思える”技術を持ち、産業があり、風習が守られ、何を食べているか”など、きちんと設定されていることをあらためて知り、読者がその世界に没入できるのだと納得させられました。

  • kanki さん

    物語の3つの柱。キャラクター、ストーリー、世界観。そして世界がどんな要素で成り立っているのか。整理できた

  • 6ちゃん さん

    読まれる物語を作るには、現実世界の理解が必要なことを再認識させられる。物語には意図を持ち行動する複数の主体がおり、相互に影響を及ぼし世界を形作る。そして歴史や文化を生まれ、登場人物と深い繋がりを持った「背景」となる。従って、この原理から論理的に外れた作話をしてしまうと、途端に物語の真実味を失い、作者のご都合主義の絵空事と感じ読者が離れてしまう。優れた物語は現実世界の構造を作者が深く観察し分析している跡が随所にみられる。優れた小説家は科学者とごく近しい存在なのでは、と思わずにはいられない。

  • リラ さん

    創作するのに役に立ちます。

  • とも さん

    創作の世界観を煮詰める作業の参考になる。本書の後半の質問に答えていけば大枠の世界観が固まるようになっている。どちらかというとファンタジー向きな印象だが、どんな世界観にも応用が効く質問ばかりかなと感じる。がっちりした世界観の創作者に特にオススメ。

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榎本秋

著述業。各所で講師を務める。著作は創作指南本から、新書まで。福原俊彦名義で時代小説も執筆

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