新海誠の世界 時空を超えて響きあう魂のゆくえ

榎本正樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040647098
ISBN 10 : 4040647092
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
追加情報
:
440p;19

内容詳細

新世代の映像文学。最初期自主制作作品から『天気の子』まで、新海誠の全作品を読み解く書き下ろし評論。本書のための新海誠ロングインタビュー収録。

目次 : 第1章 最初期作品群―映像作家・新海誠の誕生/ 第2章 『ほしのこえ』―「世界」から「セカイ」へ/ 第3章 『雲のむこう、約束の場所』―回顧される青春の記憶/ 第4章 『秒速5センチメートル』―「風景」と「内面」と「速度」をめぐる物語/ 第5章 『星を追う子ども』―始源的世界への遡行/ 第6章 『言の葉の庭』―文学するアニメーション/ 第7章 『君の名は。』―共苦する魂の物語/ 第8章 『天気の子』はいかに作られたか―新海誠ロングインタビュー

【著者紹介】
榎本正樹 : 1962年、千葉県生まれ。文芸評論家。専修大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かやは さん

    新海作品で一番印象に残っているのは初めて映画館で観た「秒速」なんだけど(その節はありがとうございました)、一番好きなのは「雲のむこう、」なのですよ。あの装丁がやたら丁寧でページ数の多い同人誌のような内容が刺さる刺さる(笑)。「ほしのこえ」の徳間書店版DVDムックが出たとき、県内2番目の本屋の文庫担当だったんだけど、勝手に発注しまして(笑)、コミックじゃなく文庫コーナーで積みまして、売れたのなんの。中四国で一番売ったんじゃないかな。当時、すごい監督になるとは思ってたけど、まさかここまでになろうとは。

  • kenken_texas さん

    新海誠作品について、映画・記事・本人とのインタビューを元に作成した文芸評論。所々にある文芸解釈は少しこういった評論に慣れていないととっつきにくいが、新海誠の映像作品がどう作られたのか、何を考えて作ったのか興味があるなら、おすすめの本です。本は監督の作品を初期から最新作まで時系列で辿るが、好きな作品から読んでも問題なく楽しめる。個人的には「どうやったら観客に伝わるか」を考えている監督の姿勢は、宮崎駿のジブリ作品にあるような「オレについて来い」的な作り方とは対照的で興味深かった。

  • keisuke さん

    初めてこんな批評集みたいなものを読んだ。今まで「そんなの別に知らなくても面白ければいいじゃん」と思っていたけど、これは読んで良かった。確実に今後新海誠作品を見返した時に見方が変わる。叶うなら、コロナ禍の新海誠の思いを少しでも載せてほしかった。

  • Yushi さん

    新海誠のことについて、その生い立ちから作家性などについて、周辺の知識と合わせながら理解できた。参考文献も豊富に挙げられているので、それらも見てみたい。

  • 才谷 さん

    今や一般の人にまで「君の名は。」で名を知られているが、思い返せばデビュー作品から驚異的な映像美と個人制作の珍しさから(アニメ好き界隈では)衝撃を与えてくれた作家:新海誠の全作品を網羅した評論本。

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榎本正樹

1962年、千葉県生まれ。文芸評論家。専修大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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