あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。全話完全解読

榎本正樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575307429
ISBN 10 : 4575307424
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
238p;19

内容詳細

東日本大震災直後に放送され、大きな反響を呼んだアニメ『あの花』。
2013年に劇場版アニメが公開されるなど、さらなる広がりを見せる感動作を、気鋭の文芸評論家がさまざまな観点から読み解く。
監督・長井龍雪氏、脚本・岡田麿里氏へのインタビューを収録。

【著者について】
文芸評論家。1962年千葉県生まれ。専修大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。
現在、数多くの大学で講義を担当するとともに、「小説現代」で「新刊小説Review&Interview 物語を探しに」を連載中。
著書に『電子文学論』『大江健三郎の八〇年代』『Herstories 彼女たちの物語』など多数。

【著者紹介】
榎本正樹 : 文芸評論家。1962年千葉県生まれ。専修大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。現在、複数の大学で講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 参謀 さん

    この前聖地巡礼したばかりだし、表紙にイラストまで掲載されているから、それなりのものだろうと思って読もうと思ったのですが、完全に間違いでした。アニメは自分の感性だけで見て、終えておいた方がやはりいいですね。正直、小難しい解説なんていらないんですよ。「エヴァ」みたいな謎が多い作品は解説は必要ですけども、「あの花」のような感動ストーリーには全く必要ないですね。ゴースト・ストーリーとしてなんて考察はいらないし、聖地としては「るるぶ」のほうがよっぽどよかったです。参考文献多過ぎだし…アニメは見て感じて何ぼでしょ!?

  • ゆたんぽ さん

    最初のあらすじと、最終話のあらすじ、インタビューは読みやすいし、興味深い話なんかもあって面白かった。ただ、途中の秩父やゴーストストーリーのくだりの話はあんなに盛り込まなくても良かったんじゃないかなあと、思った。特に、秩父の土地の話は読んでいて苦痛(退屈)な部分もあり、挫折しそうだった。著者が研究者で、深く掘り下げているところが私にとっては裏目に出てしまった本だった。

  • F谷さん さん

    インタビュー部分はとても価値がある。しかし、それ以外の部分は正直微妙。無理くり震災と絡めたい欲がにじみ出ててやだ。評論てのは、その時期の時事ねたに絡めれば言い訳じゃないと思うよ

  • 代理 さん

    筆者による渾身のあらすじがわかりにくい。アニメの解読をやるなら『図』は絶対に必要だったと思う。筆者は秩父という場所に拘るのに、なぜ東日本大震災を絡めようとするのか?参考文献にアニメにまつわる本が無いのも愕然とした。『ゴーストストーリー』として捉えるなら一本は似たジャンルのアニメも取り上げるべきだと思う。『あの花』に対して『日常系』という表現を本書は多用するが、だったら『日常系』の考察もすべきだ。完全解読では全く無いし、面白くもない。

  • いっしー さん

    ここ何年かのアニメのなかではもっとも熱心にみた「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」全話の解説を読むとあらためてアニメの方をみたくなる。監督の長井龍雪と脚本の岡田麿里のインタビューもとても興味深いものであった。この2人が作るガンダムの新作がどんなものになるのか、今とても楽しみにしている。

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榎本正樹

1962年、千葉県生まれ。文芸評論家。専修大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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