鉄の楽園 新潮文庫

楡周平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101335780
ISBN 10 : 4101335788
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
追加情報
:
561p;16

内容詳細

東南アジアの新興国・R国に、日本が世界に誇る鉄道インフラを売り込め!四葉商事の相川翔平は、受注競争で中国に負け続きの現状を打破すべく、秘策を練っていた。同じ目標を持つ経産省の官僚、竹内美絵子は、日本の人材レベルの高さに目をつけ、斬新なアイデアを打ち出す。中国に勝つための鍵は、R国の次期首相に立候補したキャサリンだった―。日本再生を予見する、希望溢れる企業小説。

【著者紹介】
楡周平 : 1957(昭和32)年生れ。慶應義塾大学大学院修了。’96(平成8)年、米国企業在職中に執筆した『Cの福音』が、いきなりベストセラーとなり、衝撃のデビューを飾る。翌年より執筆に専念し、以後、『Cの福音』を始めとする朝倉恭介シリーズなど、時代を先取りしたテーマと幅広い作風で、つねに話題作を発表し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kk さん

    過疎化とインフラ輸出、そして鉄道と教育。「鉄」同士が語り合った夢の話は、果たしてR国の発展と日本の未来への切札となるのか。諄いところもあるしお伽噺的な面も否めませんが、たまにはこういポジティブな物語に浸って心を洗濯してみるのもよろしいのではないでしょうか。読後感はとても良かったです。

  • micky さん

    商社の海外鉄道プロジェクトを題材に、日本政府の開発援助の問題点、商社の醍醐味が非常によく描かれていて楽しく読めた。

  • ほんた さん

    東南アジアに高速鉄道を開通させるプロジェクト。日本と中国が候補に挙がります。有利と言われる中国に対し,日本の大手商社の相川翔平はあの手この手でプロジェクトを成功させようとします。しかしそこには多くの壁が。。。 果たして,日本は鉄道受注に成功できるのか。高速鉄道のメリット・デメリットもわかる作品になってます。 https://hontablog.com/鉄の楽園

  • kousei さん

    新興国へ新幹線売り込みをかける経済産業省、現地法人を有する大手商社、北海道にある過疎と入学者減に悩む鉄道専門学校、そして当の新興国キーマン。4者の思惑が錯綜する極めて今日的なテーマ。ハードとソフト、教育、日本再生の方向性を示して素晴らしいデキです。現実は厳しいが国際協力の理想像を見た。ウインウインが大事、政治家や役人に読ませたい。もっと売れて良い作品と思う。

  • 4丁目の父ちゃん さん

    楡さんの作品は読みやすく、わかりやすい。 今回もほぼ一気読み。途上国への支援(物的、技術的、金銭的)も後のフォローが大切ですね。資源の少ない日本、作ったらおしまいじゃなく、おもてなしの精神じゃないけど、安心安全及び快適環境を作り出す教育を輸出してもいいですね。舞台は海東学園(妹夫婦)からR国(長男)の方へ行ってしまうが、海東学園の頑張りも書いて欲しかったですね。

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人物・団体紹介

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楡周平

1957年生まれ。米国系企業に勤務中の’96年、大ベストセラー『Cの福音』(宝島社、のちに角川文庫)で衝撃のデビューを飾り、翌年から専業作家となる。綿密な取材に基づく圧倒的なスケールかつ時代を先取りしたテーマで作品を描き、読者を魅了し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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